
ハービー・山口がロンドンから帰国して間もない1986年、初の写真集「London After The Dream」の発売を記念して渋谷パルコ(SR6)で開催された写真展。会場には著名なミュージシャンやプロスポーツ選手の姿も数多く見受けられ、連日、長蛇の列が絶えないほどの大きな反響を呼んだ。彼の写真に魅せられた熱気溢れた、あの日から37年。今や日本を代表する写真家でありエッセイストのハービー・山口の最新作品集発売(展覧会の同タイトル)に合わせた展覧会が、再び渋谷パルコ(GALLERY X BY PARCO)で開催。
彼の視線(レンズ)が捉えた「国境、時代、世代を超えた瞬間」を「対」で再構成した作品群は、「写真」という表現の無限の可能性被写体へ向けられた優しいまなざし、そして鮮明な記憶が生み出した「奇跡の邂逅」と言える。タイトルは、不安定で予測不能な時代に生きる次世代に向けた、穏やかで希望に満ちたメッセージ。ハービー・山口は「ネガ(ティブ)」を「ポジ(ティブ)」に変換する」写真の魅力を、今も変わらず伝え続けている。

会場で作品集または作品をご購入された方を対象に、ハービー・山口氏のサイン会を開催。
●日時
・5月20日(土) 14:00-15:00
・5月21日(日) 18:00-19:00
・5月27日(土) 14:00-15:00
・5月28日(日) 18:00-19:00
●場所
ハービー・山口写真展「We will be alright!なんとかなるさ。」会場
GALLERY X BY PARCO(渋谷PARCO B1F)
※イベント内容は予告なく変更する場合がございます。
※場内混在緩和のため事前予約制となる場合がございます。

PROFILE|ハービー・⼭⼝
1950年東京都出⾝。写真家、エッセイスト。
⼤学卒業後、ロンドンにわたり10年以上を過ごす。帰国後も国内外のアーティストから市井の⼈ぎとにカメラをむけ、モノクロームのスナップ・ポートレイトという⼿法で作品を撮り続けている。写真のテーマは⼀貫して「⽣きる希望」としていて、その清楚な作⾵を好むファンは多く、広い年代層から⽀持されている。写真のほか、エッセイ執筆、ラジオのパーソナリティー、さらにギタリストの布袋寅泰⽒のアルバムで数曲の作詞も⼿がけている。全国で写真展も多数開催。写真集に「London After The Dream」「⼈を幸せにする写真」「HOPE 2020 変わらない⽇常と明⽇への⾔葉」等多数。最新作は布袋寅泰のオフステージを37年にわたり撮影した写真集「Glorious Days」。
Information
- イベント期間
- 2023.5.19 - 2023.5.29
- 会場
- B1F GALLERY X BY PARCO
- 入場料
- 500円(税込) ※未就学児無料