
本展では、奥田雄太過去最大規模となる約400点以上の作品を展示します。代表的作品ともいえる「花」をモチーフにした「一輪」seriesは、365日の様々な感謝をかたちとして365輪が描かれます。壁一面を彩る「一輪」の圧倒的な色彩美をお楽しみください。展示作品は会場にて販売を予定しています。
さらに、開催を記念して展覧会記念商品も販売予定です。本展を皆様にご高覧いただけると幸いです。
<展示内容>



作品販売は会場内物販コーナースタッフへお声掛けください。
<展覧会記念商品>



本展では、展覧会開催を記念した、Tシャツなどの展覧会記念商品の販売を行います。掲載している商品は一部になります。商品の詳細情報は、 随時更新しますのでこちらのページにてご確認ください。
※画像はイメージです。
※企画内容は予告なく変更となる場合がございます。
※商品の数には限りがございますので、売切れの際はご容赦ください。
<Artist Statement>

奥田 雄太(Yuta Okuda)
日本とイギリスでファッションデザインを学び、ファッションブランドでデザイナーとして活動したのちに、2016年よりアーティストとしての道を歩み始めました。以降、個展やグループ展を通じて、自身の表現を追求し続けています。
初期の作品では、計算された線のみで構成された細密なドローイングを中心に制作していました。そこには秩序や構築性への関心が強く表れていましたが、ここ数年は「偶然性」に着目し、流れるような色彩と繊細な線描を組み合わせた“花”の作品へと展開しています。現在の作品制作の中心にあるテーマは「循環」です。コロナ禍という社会の大きな変化を経験した中で、私は日々の何気ない瞬間が、実はとても尊く、特別なものであることに改めて気づかされました。家族と過ごす時間、健康に生きていけること、誰かとの小さな会話——そうした「当たり前」がどれほど支えになっていたかを実感し、その気づきが、感謝という感情へと変わっていきました。当たり前のことが当たり前ではないと気づいたからこそ、今できている「当たり前」に感謝し、その思いを込めて“感謝の花束”を描いています。こうした思いから、「with gratitude(感謝を込めて)」というテーマで作品を描いています。アクリル絵具が生み出す偶然のにじみや混ざり合いに、極細のペンで丁寧に線を重ねていく。そうして“偶然”の中に“意志”を重ねていくようなプロセスは、私にとって、自分自身の感情を見つめなおす時間でもあります。
今回の展覧会タイトル「Blooming with Gratitude(感謝の花が咲く)」には、そんな想いが込められています。感謝の形は人それぞれ違います。私が描く365輪の花は、365日のさまざまな感謝のかたちを表現しています。たとえ一日ひとつでも、何かに感謝することで、日々の景色は少しずつ鮮やかに変わっていく。この作品を通じて、その彩りを少しでも感じていただけたらと願っています。この花々が、鑑賞される方の心をそっと明るく照らし、日常の中で前を向く力になれば、それ以上の喜びはありません。
Information
- イベント期間
- 2025.8.23 - 2025.9.7
- 会場
- 4F PARCO MUSEUM TOKYO
- 入場料
- 無料
- 11:00-21:00
※入場は閉場の30分前まで
※営業日時は変更となる場合がございます。渋谷PARCOの営業日時をご確認ください。 - 主催
- 株式会社パルコ
- 協力
- yutaokuda sutadio株式会社
- その他
- Official HP:https://yutaokuda.jp/
Official Instagram:https://www.instagram.com/okudayuta/