
「FUJI ROCK FESTIVAL(フジロックフェスティバル)」とともに、音の磁場を築いてきたオフィシャルショップ「岩盤 / GAN-BAN(ガンバン)」の25周年を記念して特別展を開催いたします。
≪展示概要≫
松本千広氏による<タイムカプセル>のラフスケッチ
展覧会のロゴは、NASAのボイジャー探査機に搭載された「ゴールデンレコード」に着想を得たもの。左のカプセルは映像データの走査線、右のカプセルは音声波形を象徴しています。デザインを手がけたのは、展覧会キュレーター / アートディレクター・半田淳也氏。
会場は3つの展示室に分かれ、来場者を音と記憶の旅へと誘います。
<記憶への入口>
展示の導入となるこの部屋では、初代GAN-BAN NIGHTのVJでもある映像監督・関和亮氏による作品が、タイムカプセルの世界へと来場者を引き込みます。映像は、静かに、しかし確かに、記憶の奥にある、あの“夏への扉”を開いてゆきます。
<タイムカプセル>
ここは、まさにタイムカプセルの内部。
過去に向かって遡っていく電車に導かれた空間には、フジロックの歴史的な写真をプリントしたTシャツ(非売品)232枚と膨大な数のフジロック・オフィシャルグッズが、まるで“記憶の部屋”のように展示されています。来場者がすべての写真や展示物を見つけるには、部屋中を(ウンザリするほど)“探査”し、“探索”する必要があります。
最後の手段によるフジロックGAN-BAN SQUARE VJ / Kamikene氏によるインスタレーションイメージ
幾層にも積み重ねられたフジロックの記憶。
美術作家・松本千広氏の手によって、乱雑で非現実的に“モノ”が配置され、それは一つの舞台背景であり、まるで映像の一場面のよう。
その中には、フジロックのメインビジュアルを手がけるグラフィックデザイナー・渡辺明日香氏のデザインや、GAN-BAN SQUAREのVJを担当しているビデオチーム・最後の手段の映像が散りばめられています。
音の記憶をさらに呼び覚ます音響演出は、「GAN-BAN NIGHT」を象徴するDJ / プロデューサー / ミュージシャン・SUGIURUMN氏が担当。彼がメンバーとして活躍するTHE ALEXXの約4年半ぶりにリリースされたニューシングル「Beautiful Surrender」は、岩盤 / GAN-BAN25周年記念シングルとして制作されました。アートワークは展覧会のキュレーター・半田淳也氏が手がけ、本展のテーマソングとも言える1曲です。
<現在、そして未来へ>
ここでまず出迎えるのは、岩盤 / GAN-BANの初代店長であり、現代美術家として活躍するShohei Takasaki氏によるキャンバスコラージュ作品。GAN-BAN NIGHTのフライヤーや、これまでに制作されたTシャツが層をなして重なり合い、“岩盤 / GAN-BANの時間の過去と未来”が一枚の作品として凝縮されています。
その向かいには、フジロック2025で公開された本展覧会のティザーを制作したグラフィックデザイナー・Kamikene氏による音波のインスタレーション作品が設置されます。
展示の最後は、最後の手段が手がける、時空を越えるような映像作品が。現代のフジロックから未来に向けての展望を想起させる作品です。
展示を抜けた先には、この展覧会限定のスペシャルミュージアムショップが登場。
2025年のフジロック・オレンジエコーにて、橋の下世界音楽祭チームと共に木工のステージを制作したZERO ACTION ARCHITECTによるアーチ状のオブジェが空間を彩ります。
ここでは、本展オリジナルグッズに加え、共に後の伝説としてそのステージを目撃した人たちの語りぐさとなったフジロック’98のステージがプリントされたブランキー・ジェット・シティ、ミッシェル・ガン・エレファントとのスペシャルコラボTシャツが発売されます。さらには有名ブランドが集うフジロックコレクションの2018年から2025年までのラインナップを、本展限定のスペシャルプライスでご紹介します。各アイテムは数量限定のため、ぜひこの機会に特別なアイテムをお楽しみください。
スペシャルミュージアムショップで販売されるどの商品も、フジロックをモチーフに過去と現在をつなぐデザインとなっていますので、本展を象徴する『作品』としてもお楽しみ下さい。
≪展示キュレーション≫
半田淳也 | Junya Handaアートディレクター・クリエイティブディレクター
岩盤 / GAN-BANとの最初の出会いは2007年、ファッションブランドN.HOOLYWOOD在籍時に遡る。「フジロック・コレクション」の制作依頼を受け、グラフィックデザインを担当した。独立後の2017年には、FUJI ROCK FESTIVAL主催によるパルコミュージアム企画「ボブ・グルーエンと100人のロックレジェンド展」にて展示ディレクションを担当。以降、渋谷PARCO内の岩盤のショップデザイン、FUJI ROCK FESTIVALにおけるグッズデザインや監修など、岩盤との協業を継続している。その活動の中で、LAで出会ったアーティスト「最後の手段」をGAN-BAN SQUAREのVJとして繋げ、岩盤の夜のカルチャーにも一石を投じる。2024年には、再びN.HOOLYWOODとして師・尾花大輔氏と協業し、「フジロック・コレクション」を発表。今回の展示では、キュレーションおよび会場ディレクションを担当している。
≪展示参加アーティスト≫
関和亮 / 松本千広 / 渡辺明日香 / 最後の手段
SUGIURUMN / Kamikene / Shohei Takasaki / ZERO ACTION ARCHITECT
≪展示会オリジナル商品≫
TIME CAPSULE LOGO Tシャツ ¥4,400 / TIME CAPSULE Key Visual Tシャツ ¥5,500
Scenes from the Fuji Rock Archives Tシャツ ¥6,600 / TIME CAPSULE LOGO Long Sleeve シャツ ¥6,600
TIME CAPSULE LOGO キーホルダー ¥2,750 / TIME CAPSULE KEY VISUAL ポスター ¥1,500 / TIME CAPSULE LOGO トートバック ¥2,200
≪スペシャルコラボ商品≫
FUJI ROCK FESTIVAL’98-THEE MICHELLE GUN ELEPHANT-Tシャツ ¥6,600
≪FUJI ROCK COLLECTION 2018-2025 Exhibition Limited Items≫
有名ブランドが集うフジロックコレクションの2018年から2025年までのラインナップを、本展限定のスペシャルプライスでご紹介します。各アイテムは数量限定のため、ぜひこの機会に特別なアイテムをお楽しみください。
FUJI ROCK COLLECTION: DESIGN PARTNERS
2018 SEASON:TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.
2019 SEASON:Yosuke Aizawa (White Mountaineering)
2021 SEASON:Takayuki Fujii(nonnative)
2022 SEASON:SOPH.
2024 SEASON:N.HOOLYWOOD
2025 SEASON:MHL.
※価格はすべて税込です。
※画像はイメージです。
※商品の内容と仕様は予告なく変更となる場合がございます。
※企画内容は予告なく変更になる可能性がございます。
Information
- イベント期間
- 2025.12.26 - 2026.1.12
- 会場
- 4F PARCO MUSEUM TOKYO
- 入場料
- 500円 ※小学生未満無料 ※株主優待含む割引対象外
- 11:00-21:00
※12月31日(水)の開館時間は11:00–18:00
※1月1日(木・元日)、2日(金)は全館休業
※1月3日(土)以降11:00–21:00
※入場は閉場の30分前まで
※最終日18時閉場 - 主催
- 株式会社パルコ、岩盤 / GAN-BAN
- 協力
- SMASH、FUJI ROCK FESTIVAL
- その他
- キュレーション・アートディレクション:半田淳也
企画制作:RCKT / Rocket Company*