
ロシア人写真家クリスティーナ・ロシュコワ(Kristina Rozhkova)による写真展をPARCO MUSEUM TOKYOにて開催いたします。
世界的に注目を集めるロシア人女性写真家が放つ、世界各国の同世代と共鳴するリアリティとダーク・ファンタジー。ロシア国内を拠点とし、国際的な雑誌や国外での写真集発売を精力的に行うクリスティーナ・ロシュコワ。彼女の同名写真集の発売を記念し、日本で2度目かつ初の大規模な展示を行います。
高度経済成長を経た後の「アンビウィッチド(魔法が解かれた、夢からさめた)」現在のタフなリアリティと、夢からさめても(なお)求めるファンタジー。少女や少年、恋人たち、性的少数者へ深い親密さをもって向けられるロシュコワのまなざしは、世界の読者を惹きつけています。ロシュコワの緊張感と親密さをあわせ持つ世界を体験してください。
≪作品画像≫
≪写真集『UNBEWITCHED/アンビウィッチド』≫
展覧会会期中に会場にて先行発売予定です。
一般書店での発売は4月上旬予定。
価格:¥6,600
編集:菅付雅信&白鳥密(ユナイテッドヴァガボンズ)
テキスト:クレア・マリー・ヒーリー&クリスティーナ・ロシュコワ
印刷・製本:株式会社サンエムカラー
アートディレクション:グラハム・ラウンスウェイト
≪クリスティーナ・ロシュコワへの評価≫
「ロシュコワが少女たちに向けたのは、讃美と憧憬の視線なのだとわかる言葉だ。自分がすでに通り過ぎてしまった、「ほとんど子ども」と「ほとんど大人」のあわいにいる少女たち。はかない境界線を綱渡りしながら発光しているような彼女らを見るその視線に、しかし“愛おしさ”(たとえば川内倫子に感じるような)もなければ、逆に“冷酷さ”や“距離感”(アーバ スに通じるような)も、もっというならば“エロティックさ”(大勢いますね)も混じっていないことが、ロシュコワのなんとも不思議で現代的な才能なのではないか」
―阿久根佐和子(IMA、Vol.41号)
「物語を語る才能に恵まれた彼女は、レンズを使って記憶と郷愁のテーマを探求し、想像力、構成、色彩を活かして繊細なストーリーを形作っている」
―イザベラ・ルドワンスカ・チャン(British Journal of Photography、2021年8月)
≪Profile≫
1996年にロシアのペルミ生まれ。
2015年、ペルミ国立大学哲学科に入学。
2021年にサンクトペテルブルク大学実践哲学科修士課程と写真アカデミー「フォトグラフィカ」を同時に卒業。最初のプロジェクトで「POY Asia 2021 Award for Cultural Practices」の3位を獲得。同年に『British Journal of Photography』に「見るべきトップ20人の若い写真家」のリストに入選。『Vice』『PHROOM Magazine』、『Calvert Journal』『Fisheye Magazine』など、様々なファッション&カルチャー雑誌に紹介される。また「FOTOBOOKMARKET DUMMY AWARD」の観客賞受賞。
2022年にZONEから依頼されて、初写真集の『The Bliss of Girlhood』を出版する。
2023年、ヴォーグ主催の若手写真家オーディション企画「PhotoVogue」の「What is Beauty?」グローバルオープンコールに選ばれる。イタリア版『i-D』で取材。また韓国のファッションブランド「BOCBOK」から招待され、写真集「Dear My Friends」を共同出版。
2024年、サンクトペテルブルクの「NIZINA」写真研究室の助成金を受ける。さらにライカの「Leica Oskar Barnack Award」にノミネート。同年、『IMA』Vol.41号にて紹介される。『ブルータス』のウェブ『BRUTUS.jp』の「流行写真通信」でもインタビュー記事掲載。ロシア国内以外、イタリア、イギリス、フランスで個展やグループ展を開始。
2026年、ドイツのビーレフェルトの「Artist Unlimited」芸術家協会でアーティスト・イン・レジデンスとして現地に長期滞在が決定。
※企画内容は予告なく変更となる場合がございます。
Information
- イベント期間
- 2026.3.20 - 2026.4.13
- 会場
- 4F PARCO MUSEUM TOKYO
- 入場料
- 500円 ※未就学児無料 ※各割引対象外
- 11:00-21:00
※入場は閉場の30分前まで
※最終日18時閉場 - 主催
- 株式会社パルコ
- その他
- 企画制作:菅付雅信(グーテンベルクオーケストラ/ユナイテッドヴァガボンズ)
空間デザイン:村山圭