
2026年3月6日(金)から全国公開がはじまる映画、『花緑青(はなろくしょう)が明ける日に』。
この長編アニメーション作品の展覧会を「ほぼ日曜日」で開催します。
原作・脚本・監督は、日本画家の四宮義俊(しのみや よしとし)さん。
さまざまな創作活動を行ってきた四宮さんですが、長編アニメーションはこれが初監督です。
今年の1月、同作品は、世界三大映画祭のひとつ「ベルリン国際映画祭」コンペティション部門への正式出品が決定しました。
そんな、国際的に注目されている『花緑青が明ける日に』の作品の魅力を、劇場公開に先駆けて渋谷PARCOの8階からお届けします。
あわせて、日本画家である四宮さんの作品展も、同じ会場内で開催します。
長編アニメーションに取り組む前の、「四宮義俊の作品」をご紹介します。
映画の公開前から開催される展覧会ですので、作品のラストシーンに関わる展示は、映画が公開されてから新コーナーとして登場します。
3月6日(金)の公開前にはラストシーンへの想像をふくらませながら、公開後には物語の結末をかみしめながら、何度でも会場にお越しください。
本展覧会は、映画『花緑青が明ける日に』展と、日本画家・四宮義俊の作品展、ふたつの区画で構成されています。
それぞれについて、ご案内します。
≪映画『花緑青が明ける日に』展≫
※展示をご覧になる前にぜひ、映画の公式サイトをお訪ねください。
より深く、展示をおたのしみいただけるはずです。
〈「場面写」と「美術ボード」を展示〉
「場面写」と「美術ボード」、このふたつの言葉をご存知でしょうか。
どちらもアニメーションや映画の制作現場で使われている用語です。
「場面写」は、動画作品から静止画を抜き出すこと。
本展では、映画の印象的なシーンを切り取った、この「場面写」をできるだけたくさん展示しながら作品をご紹介していきます。
そして「美術ボード」。
これは、場面の方向性、色調、光のあたりかた、質感などを決めるための「指針」となる、「背景画」のことです。背景画ですので、キャラクターは存在しません。
「美術ボード」:帯刀家(外観)
こうした「美術ボード」も、できるだけ展示します。
背景画が放つ、美しさと迫力を体感してください。
〈映画公開まで「封鎖ゾーン」があります〉
日没までに、花火を打ち上げなければ‥‥。
この映画のポスターに、「運命を変える花火を上げたい。」というコピーが大きく記されています。
果たして花火は‥‥上がるのでしょうか‥‥??
ラストシーンの「場面写」の展示は、やはり公開日まで、たのしみにとっておきましょう。
映画公開日までの期間、ラストシーンが展示してある場所は、「封鎖ゾーン」にいたします。そこに入ることはできません。
「封鎖ゾーン」がある期間にご来場の方は、映画公開後、スクリーンで観てからもう一度ご来場ください。
封鎖が解放され、新コーナーとしてご覧いただけます。
入場無料の展示です。何度でもご来場を。
〈マルチプレーン・カメラの技法を体験!〉
水中シーンの場面写
劇中でカオルが水中に飛び込むシーンに「マルチプレーン撮影台」という特殊な撮影方法が用いられています。
マルチプレーン撮影台とは、本来2次元であるアニメーションの中に立体感や奥行きをうむ技法として約100年近く前から用いられてきたものです。
マルチプレーン撮影台
たくさんのセル画※や背景を積層させたガラス板に置き、上からカメラで撮影することによって奥行きをだしながら撮影することができます。
また、セルに直接傷をつけたりすることでオリジナルのフィルターとして使うこともできます。
※セル画:「セル」と呼ばれる透明なシート状の画材に、絵具を使用して描かれる画のこと。
〈ストップモーションシーンの人形たちを展示〉
あるシーンでは、不思議なストップモーション「コマ撮り」の映像が採用されています。
急に人の手(実物)が入ってきたり、実写の人形たちが動き出したり‥‥。
会場には、実際に撮影で使用したストップモーションの人形たちなどを展示します。
≪日本画家・四宮義俊の作品展≫
四宮さんは美術家・日本画家としてこれまで絵画を軸に多彩な創作活動をされてきました。
『花緑青が明ける日に』の監督は、これまでどのような活動を行ってきたのか‥‥。
個展等で発表された作品のほか、過去に携わった劇場アニメーションのポスターなど‥‥。
映画の展示とあわせて、ご覧ください。
≪『花緑青が明ける日に』グッズを販売≫
クリアしおりセット / フロストボトル / Ani-Frame3枚セット / 美術ボード・ポスター / サウンドトラックCD
※画像はイメージです。
会場内にあるグッズコーナーでは、映画のオリジナルグッズや、会場でしか買えない「美術ボード・ポスター」を発売します。
この映画のオリジナルサウンドトラックは、3月3日(火)から本展会場で発売いたします。
≪ライブドローイング≫
展覧会初日の2月28日(土)と会期終盤の3月14日(土)、四宮監督が会場でライブドローイングを行います。
日時:2026年2月28日(土) 13:00~18:00、3月14日(土) 13:00~17:00(仮)
※詳細が決まり次第、後日こちらのページでお伝えいたします。
≪トークイベント≫
3月14日(土)、パリを拠点に活動され、『花緑青が明ける日に』ではストップモーション・ディレクターとして参加された、ヴィクトール・アジュランさんをお招きして、四宮監督とのトークイベントを開催します。
日時:2026年3月14日(土) 18:00~(仮)
事前予約不要。ご希望の方は当日、スタッフにお伝えください。整理券をお渡しします。
ご用意する席数の整理券がなくなり次第、配布を終了します。
※詳細が決まり次第、後日こちらのページでお伝えいたします。
≪アーティストプロフィール≫
撮影 清水洋史
四宮義俊
美術家・日本画家
1980年 神奈川県出身
日本画をベースに絵画作品、立体作品、映像などを制作、発表
Information
- イベント期間
- 2026.2.28 - 2026.3.15
- 会場
- 8F ほぼ日曜日
- 入場料
- 無料
- 主催
- ほぼ日
- その他
- ほぼ日曜日 Official HP:https://www.1101.com/hobonichiyobi/