SHIBUYA PARCO 6th Anniversaryに開催された記念イベントは、まさに“濃密な渦”が立ち上がるような時間だった。初日はPARCOとダンスミュージックフェスティバル「Rainbow Disco Club」によるプロジェクト「field」第2弾。祝祭と混沌が同居する圧巻のパフォーマンスで幕を開けた。続く2日目には、never young beachのボーカル&ギター・安部勇磨が登場。ギタリスト・下中洋介とのデュオで、新譜の曲からネバヤンの名曲までを親密なアコースティックで届け、会場を包み込むようなあたたかさで満たした。そして最終日を飾ったのは、Ema Gasparによる“きのせい” party。親交の深いミュージシャンの弾き語りや、Ema自身のライブドローイングが音と重なり合い、まるで夢の中に迷い込んだような不思議な浮遊感を生み出した。アニバーサリーを彩る、濃密で多層的な瞬間をフォトレポートでお届けする。
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- Sachiko Saito
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- Koki Morishima
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- RIDE Inc.
Index
- P.1 field Friend
- P.2 安部勇磨 SPECIAL LIVE
- P.3 Ema Gaspar Exhibition “きのせい” party
field Friend
11月22日(土)
PARCOとダンスミュージックフェスティバル「Rainbow Disco Club」によるプロジェクト「field」の第2弾、テーマは「Connecting Tokyo with My Future Friends」。Sisi (Rainbow Disco Club)、鏡民などRDCキュレーションによるDJ陣を迎え、ライブパフォーマンス、スタンダップコメディ、マーケット…国内外で強烈な存在感を放つ面々が渋谷PARCOに集う光景は、まさに圧巻のひと言で、突如あらわれた“異界の風”のような一時だった。スネアドラム・ソロイストのRyosuke Kiyasuは、極限のダイナミクスとフィジカルな実験的演奏で激しいノイズを生み出し、切腹ピストルズが響かせる和太鼓や鉦のビートはフロアの空気を一瞬で揺さぶり、観客の身体に直接届くような衝動を生んだ。宰務翔太やYOによるエッジの効いたスタンダップコメディもフロアを湧かせる。強烈で、祝祭的で、どこか儀式めいた時間。渋谷PARCOのアニバーサリーを象徴するような濃密なパフォーマンスとなった。

Sam Fitzgerald (wow! signal)
Sam Fitzgerald (wow! signal)
Sisi (Rainbow Disco Club / Timothy Really)DNG (CYK / Lighthouse Records)

KEiTA (Ho!Me! / 06S / BASSm8 / JDNBA)
(左)Cornelia / Liine West(右)Gaku Jungnickel / iiiiiʞıɐᗡ
TANG DENG&せっぷくぴすとるず名物本店
清水屋熊手
THOUGHT OF TOKYO KANKAN / JUNKiD
bed
soli / SPLURGE TOKYO
Lighthouse Records 









