渋谷PARCOは、世界へ発信する唯一無二の”次世代商業施設”として、ビルの中で最初に出会う音楽を重要なファクターと捉え、その人とビルを結びつける素敵な音楽を展開します。
2025年4月25日(金)より、渋谷PARCOのBGMが、現代音響芸術集団のサウンドウォーク・コレクティヴがセレクトしたプレイリストに変わります。世界的な文化アイコンであるパティ・スミスとの最新プロジェクト「コレスポンデンス(CORRESPONDENCES)」と連携した特別企画です。エキシビションは、2025年4月26日か6月29日まで東京都現代美術館にて開催され、パフォーマンスは東京と京都の2都市で開催されます。同プロジェクトの日本開催を記念し、サウンドウォーク・コレクティヴが渋谷PARCOのために、特別に選曲したBGMが流れます。
2025年4月25日から6月末までの期間限定のプレイリストで、足を運んでいただいたみなさまにしか味わえない、スペシャルなお買い物空間をご提案します。
Soundwalk Collective(サウンドウォーク・コレクティヴ)
サウンドウォーク・コレクティヴは、アーティストのステファン・クラスニアンスキーとプロデューサーのシモーヌ・メルリが率いる現代音響芸術コレクティヴ。アーティストやミュージシャンとの共同作業により、コンセプトや文学、芸術的なテーマを検証するために、場所や状況に応じたサウンドプロジェクトを展開。パティ・スミスや映画監督のジャン=リュック・ゴダール、写真家のナン・ゴールディン、振付家のサシャ・ヴァルツ、女優で歌手のシャルロット・ゲンズブールといったアーティストたちとの長期的なコラボレーションを行なう。彼らの実践はアートインスタレーション、ダンス、音楽、映画と多岐にわたり、音を詩的で感触を伴う素材として扱うことで異なるメディアを結びつけ、複層的な物語を創造することを可能にしている。2022年のベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したローラ・ポイトラス監督の『美と殺戮のすべて』ではオリジナルサウンドトラックを制作した。これまでポンピドゥ・センター(パリ)、ドクメンタ(カッセル)、クンストヴェルケ現代美術センター(ベルリン)、ニューミュージアム(NY)などで展示やパフォーマンスを発表している。
Patti Smith(パティ・スミス)
パティ・スミスは1946年シカゴで生まれ、ニュージャージー州南部で育ったのち、1967年ニューヨークに移住。詩とロックを融合させた革新的なアルバム『ホーセス』(Horses, 1975)でデビューして以来、数々のアーティストやミュージシャンに影響を与え、世界的な文化アイコンとして知られる。音楽、著作、パフォーマンス、視覚芸術における業績は各分野で高く評価されており、グラミー賞に4度ノミネートされたほか、『ホーセス』は米国議会図書館の国家保存重要録音物登録簿に登録されている。また写真や絵画、インスタレーションを手がけるアーティストとしても活躍し、世界中のギャラリーや美術館で展示を行なっている。著作に全米図書賞を受賞したベストセラー回顧録『ジャスト・キッズ』のほか、『ウールギャザリング』『Mトレイン』『無垢の予兆』など多数。2020年にペン/フォークナー賞を受賞、コロンビア大学から名誉博士号を授与される。2022年には彼女の生涯の業績を称えて仏レジオンドヌール勲章を受勲した。
※掲載内容は、予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。