渋谷PARCOは、世界へ発信する唯一無二の“次世代商業施設”として、ビルの中で最初に出会う音楽を重要なファクターと捉え、その人と空間を結びつける音楽体験を提案してきました。2019年のリニューアルオープン以来、館内BGMは多彩なアーティストやクリエイターによって監修されています。
2026年5月1日(金)より変更となる渋谷PARCO館内BGM監修は、住環境でのリスニングをテーマに、アンビエントを中心としたレコード・CD・カセットテープを取り扱う三軒茶屋のレコード店“Kankyō Records”が担当します。
5月から6月にかけては、Kankyō Records店主でありアンビエントアーティストであるH.Takahashiが、本企画のために書き下ろした新作が渋谷PARCO館内で流れます。
全8曲・約50分で構成された本作のタイトルは『BGM』。既存楽曲による館内BGMでは実現しにくい、空間全体のオリジナリティを静かに印象づける環境音楽として制作されています。
本作では、ループ性を持つ楽曲と、より弛緩した楽曲を交互に配置することで、緊張と緩和がゆるやかに往復する構造を採用しています。これにより、繰り返し再生される環境下でも単調さを感じにくい設計としています。また、実際の館内音響環境におけるシーリングスピーカーでの鳴りを検証しながら、中域から高域を中心とした音像設計を行い、雑踏の中でも埋もれず、かつ過度に主張しないバランスを追求しました。音数を抑え、最小限のメロディとリズムで構成されたサウンドは、楽曲として前面に現れるのではなく、空間の質感としてゆっくりと定着するよう設計されています。
【'26 5-6 PLAY LIST】
・BGM ONE / H.Takahashi
・BGM TWO / H.Takahashi
・BGM THREE / H.Takahashi
・BGM FOUR / H.Takahashi
・BGM FIVE / H.Takahashi
・BGM SIX / H.Takahashi
・BGM SEVEN / H.Takahashi
・BGM EIGHT / H.Takahashi
Kankyō Records

住環境でのリスニングをテーマに、アンビエントを中心としたレコード・CD・カセットテープを取り扱うレコード店として、2021年に三軒茶屋にて営業を開始。音楽を中心に音響、内装、照明、香りなど空間的なアプローチのもと、食器などのホームウエアやインセンスなどの雑貨を取り扱う他、設計事務所として空間の提案やプロデュースも行う。
2023年からレーベルとしての活動を開始。 エッセンシャルオイルとカセットテープを合わせたプロダクト『Sound Incense』など様々なシチュエーションでのリスニングを提案2024年4月より、中目黒駅至近のギャラリースペース『光婉/Kōen』内に、リスニングスペース『Home Listening Room』を光婉と共同でオープン。
H.Takahashi

東京を拠点とする作曲家 / レコード・ストア【Kankyo Records】主催。
UKの【Where To Now?】、USの【Not Not Fun】、ベルギーの【Dauw】や【Aguirre】、日本の【White Paddy Mountain】といったレーベルからアンビエント作品をリリース。また、“やけのはら”、“ P-RUFF”、Yudai Osawaとのライブユニット“UNKNOWN ME”や“Atoris”としても活動。2024年からは、Atorisでも共に活動する“ Kohei Oyamada”とのユニット“H TO O”として活動を開始、デビューアルバム『Cycle』がUK【Wisdom Teeth】よりリリース。2025年、コクヨが運営する「COPY CORNER」からリリースされた最新作『Furniture』が発売中。
