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独立時計師・浅岡肇さんがデザイン・設計する機械式腕時計「CHRONO TOKYO」(クロノトウキョウ)から、待望のクロノグラフが登場します。
この『クロノグラフ』の製品化に辺り、"いちクロノグラフマニアからの視点ということで、「THEクロノグラフ」とでも言えるものを作ろうと思いました。"とは浅岡氏の弁。
ご自身が好きなヴィンテージのクロノグラフをリスペクトしつつ、現代のラグジュアリーウオッチとして通用する佇まいの時計。これが今回目指したものだとか。
CHRONO TOKYOシリーズは全てそうですが、特に文字盤の作り込みには手をかけており、かつて「ミラーフィニッシュ」と呼ばれた艶のある塗装、膨らみのあるボンベダイヤル、立体的なドットインデックス、ブルズアイの塗分け、インダイヤル外周のダイヤカット(金属光沢のあるエッジ)など、ヴィンテージのデザインエレメントを現代の高度な加工技術で再構成し、際立った質感を作り出してきました。例えば、かつての「ドット」の表現はエンボス加工されていましたが、この文字盤ではアプライド(別の部品を植え付ける)になっており、ミラーフィニッシュは塗分けた上から再度クリヤーを塗装することで、より深い艶を出しています。
ムーブメントはセイコーのNE86を採用。日本製のクロノグラフムーブメントとなると、NE86(NE88)はクロノグラフとしての完成度も極めて高いものです。このNE86も浅岡氏が設計したクロノグラフ同様に、機構をモジュール化した設計になっており、信頼性が高く、併せて、垂直クラッチの採用でクロノグラフの挙動が非常に安定しています。
外径は38mmで、今日のクロノグラフとしてはかなり小さいほうですが、日本人の腕にはしっくりくる大きさです。厚みは14mmで、自動巻のクロノグラフとしては標準的なものですが、外径の小ささのせいで、やや厚く見える印象もありますが、厚みが魅力につながるような、そんなデザインにまとめられています。そして、全体に丸みのある、柔和な表情を狙いました。
文字盤は今回も2色展開で、いわゆる「パンダ」と「逆パンダ」。外周にはタキメーターとパルスメーターがあります。内側にあるクロノグラフの目盛りは、4分割になっています。クロノグラフの針と長針は先を曲げてあり、ヴィンテージクロノグラフでは当たり前のディティールで、時間を正確に読み取るために必要な条件とされています。また、インダイヤルのカウンターと秒針の針のデザインが異なりますが、これもかつての高級クロノグラフよく見られたもので、全ての針のデザインが違っていて、長短針と秒針、クロノグラフ針とカウンター針それぞれが呼応するデザインになっているということです。
ベルトは『ブルズアイ』同様、ゴート革(ヤギ革)を採用。今回はややシボの粗いタイプにしています。。あわせて、芯を入れて少しボリューム感を出しています。いずれもクロノグラフの量感に合わせてアレンジされています。ラグ幅は従来の3針モデルと同じ20mmです。
【独立時計師とは?】
歯車や振り子などの部品をはじめ、時計をゼロから作り上げる作家。世界にはそんな独立時計師が十数名ほどいますが、
浅岡肇さんはその中でも、今最も注目されている一人です。
商品詳細
仕様 機械式自動巻(Cal. SEIKO NE86)振動数:28.800振動/時間
使用石数:34石
パワーリザーブ45時間
素材 ケース素材:316Lステンレススティールケース
風防素材:ボックスサファィアガラス
バンド素材:ゴートレザー(山羊)バンド
防水 日常生活防水(3気圧防水)
サイズ ケースサイズ:径38mm 厚さ14mm ベルト幅:20mm
備考 ストップウォッチ・タキメーター・パルスメーター・日付表示