ぼく脳展

アート自体も「ネタ」として扱い、「ピカソ展」（2017年）では、会場に作品を置かず、ピカソの本名「パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセーノ・マリーア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ」に使われる・の数だけほくろが描き込まれた「ぼく脳」が座っているだけというシュールな展覧会を発表。


EXHIBITION

※画像は展覧会のイメージです / 企画内容は予告なく変更となる場合がございます

今回の展覧会は以下３つのセクションから構成される。

1．出張！金三昧
Chim↑Pom from Smappa!Groupキュレーションによる、ぼく脳ショップ。アーティストらによる実験的な「商品／作品」など品を開発・販売するプロジェクト「金三昧」として、1000点を超える作品を作り出してきた作家の多作ぶりに迫る。過去作から新作までを多種多様に展示。
2．runway2024 AW
アパレルをテーマにした新作大型インスタレーションを発表。ファッション界を足元から捉え直すプロジェクトを、展覧会レセプション日（6月27日（木））に行われるショーとして展開。
3．ぼく脳動画祭
1000点を超える大量の作品を堪能できる贅沢な空間。観覧行為自体が作品化されることで、観客参加型のアーカイブコーナーとなる。（入場有料）



INTRODUCTION

（左から）レシートキーホルダー / 膝キャップ ダメージデニム / 桜大好きうちわ （左から）鈍足[瓦をくくりつけて重くしたもの]/ 環境活動家の絵 / ワイヤレスパーカー （左から）ハーフエコバック / 小さい公園 / ニベアマスク

会場内では、アーティスト「ぼく脳」としての作品販売を予定。（一部商品抜粋）


初の作品集『ぼく、ぼく脳』会場受注販売

※画像は帯のイメージです / 内容は予告なく変更となる場合がございます

１０００点を超える作品を掲載し、ぼく脳の全貌（仮)に迫る、初の作品集を会場内で先行予約受付開始。

「ぼく、ぼく脳」
仕様：A6判／本文 960ページ予定
予価：¥4,500 +税
発行：パルコ出版
発売日： 2024年9月上旬予定
会場特典：予約された方は８種の帯からお選び頂けます。

※画像はイメージです / 内容は予告なく変更となる場合がございます

SPECIAL EVENT

会期中イベントを不定期に開催！また「ぼく脳」による新作プロジェクトをショーとしても開催！是非ご高覧ください。
詳細はwebサイト・SNSにて随時発表します。
金三昧：https://www.instagram.com/kanezanmaicp/
ぼく脳：https://twitter.com/_bokunou

PROFILE｜ぼく脳
芸人・パフォーマー 1990年生まれ。吉本興業に所属し芸人としてキャリアをスタートした後、漫画や音楽、ファッ ションの分野で作品を制作。Xやインスタグラムなどで作品を発表し、日常に転がるアイテムを使った独創的なアートセンスが巷で話題を呼び、さまざまな企業やメディアから声がかかるSNS界のマルジェラ。SNS上でカルト的な人気を誇るアーティストである。
また、その活動範囲もSNSにとどまらず、クラブやライブハウス、テレビ、展覧会、アパレルなど多岐にわたる。
例えば、お笑いの舞台ではただステージを掃除し続け、バンド「Nature Danger Gang」のライブでは主に食事をし続け、DJでは無音の音楽であるジョン・ケージの「4分33秒」を流したと思えば、かけ忘れていたことに気づくなど、ナンセンスを極めたアイデアで定型化された表現の脱構築を図る。2024年からはテレビの構成作家も務め、その才能をさらに社会へと広げている。

INTRODUCE：
この度初めての大規模（？）個展をPARCO MUSEUM TOKYOにて開催させていただくことになりました。ぼく脳展、と銘打っていますが、この展示を見たところでぼく脳のことが解明できるかと言われればおそらくNOですし、むしろぼく脳という存在がさらにわからなくなることでしょう。無料と書いてありますが、僕的には無料ではなく、0円です。0円を支払ってください。気持ちの問題です。

主催：PARCO
企画：金三昧
キュレーター：Chim↑Pom from Smappa! Group
会場デザイン：西村健太
ビジュアルデザイン：セプテンバーカウボーイ
協力：株式会社ワインライス／株式会社フォーワーカーズ