見上愛×UNITED NUDE／SIIILON The Six apartment｜新世界のような異空間ショップで見つけた、枠にとらわれない独創的感性

靴は“最小の建築物”――
建築とファッションを融合した独創的モード感

オランダ出身の建築家であるデザイナーのレム・D・コールハースとイギリスの靴職人のガラハド・クラークによって、2003年にスタートしたシューズブランド「UNITED NUDE」。デザインのコンセプトは“エレガンスとイノベーション”。アート、建築、ファッション、テクノロジーなど複合的な要素を組み合わせ、質の高いデザインで丁寧に作られた靴は、アート作品のように美しいことで知られている。「ソールの形がとてもユニークで、履き心地が気になります」と、見上愛さんが気になったデザインは、Eames Chairからインスピレーションを得て作られたUNITED NUDEを象徴するヒール「Eamz（イームズ）」シリーズ。“人体との一体感”を探求した構築的なデザインは、９〜10cmの高いヒールでも究極の履き心地の良さを実現。靴に足に入れた瞬間に感じる安定感としっかり“歩く”ことができる機能性に加えて、鏡を見たときのプロポーションの良さに驚くはず。ほかにも「Rico Sandal」や「Delta Run」など、個性的でアイコニックなデザイン×フット感を見事に融合したシューズは、世界中のシューズラバーから愛されている。

履き心地の良さ×優れたデザイン
圧倒的な存在感で魅せるPARCO限定“Wa Hi”

見上さんが履いている厚底サンダル「Wa Hi」は、昨年の春夏から登場したPARCO限定アイテム（ターコイズ、ピンク、ホワイト、ブラックの４色展開）。日本の下駄から着想を得たデザインで、13.5cmというヒールの高さでありながら抜群の安定感と軽量感を体現。「先端が細くなく、厚底で安定していたのでとても歩きやすいです。UNITED NUDEのシューズは見た目がとってもエッジィなデザインと色。パッと目を引いて、スタイルの主役になりますね。私は普段、黒などのベーシックカラーの靴が多いので、今履いているターコイズやピンクなどの鮮やかなカラーサンダルにこの夏、挑戦したくなりました」と見上さん。店内には、シューズとコーディネートしたくなるおしゃれなソックスも豊富に取り揃う。「KiwandaKiwanda」によるUNITED NUDE別注ソックスは、大胆で個性溢れる靴のデザインとマッチする繊細さが魅力。足元からさりげなく個性を演出したい。

ISSEY MIYAKE×UNが生み出す
美しきニュースタンダード

2017年春夏よりスタートしたISSEY MIYAKEとUNITED NUDEが共同開発する新しいシューズ・プロジェクト「ISSEY MIYAKE×UN」。なかでも、水や砂の動きからヒントを得たなめらかな起伏のあるアウトソールが特徴的なBOUNCEシリーズは、サンダルからスニーカー、ブーツまでデザインが展開されており、流行に左右されないタイムレスなデザインで定評が高い。「自分へのご褒美は、大事に永く愛せそうな服や靴を買うことが多いです。最近も機能性のある靴をちょっと頑張って購入しました。私の座右の銘は“人にやさしく。自分にもやさしく”なんです。人にも優しく、同時にちゃんと自分を労おうというのをマイルールにしていて、めちゃくちゃ自分を甘やかしています（笑）」

「人生って何が起きるかわからない」
進化し続ける俳優・見上愛の人生の転機

現在21歳の見上愛さんは、大学で演出家になる勉強をしている。高校時代に演劇部に所属し、演出の奥深さを知った。「演劇に関わる仕事をしたいと思ったのは、2.5次元舞台を観に行った時、お客さんがすごく笑顔で幸せそうに帰る姿を見て『舞台はすごい力を持っているんだな』と、今までにない感動を憶えたことがきっかけでした。そこから演劇部へ入り、寺山修司さんの作品と出合い、もっと深く演劇や舞台を知りたいと思い、舞台の演出家になりたくて、大学で演劇関係の勉強を始めました。私は一度も俳優を目指したことがなかったのですが、演劇を学ぶうちに俳優になるという思わぬ方向に進んでいき…人生って本当に何が起きるかわからないなって思います」

■ 見上愛さん着用アイテム
Fin Shoulder Blouse ¥30,800
On The Waves Pants ¥24,200
4F／PAMEO POSE＜check it＞

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