水原希子×SKWAT419202122｜“宝さがし”のような一期一会の出会いが紡ぐ、自分だけの新しい物語

アートという豊かな付加価値を加えた
サーキュラーエコノミーの新しい在り方

廃棄家具を分解し、芸術（文学・音楽etc.）と神様（偶然性・神秘）の力で再構築するUneven Structure Furnitureを提案する「GMKR（ゴミカラ）」。企業や一般家庭から回収し、不要となった廃棄品を分解し、パーツを組み合わせて新たなプロダクトを一点一点ハンドメイドでクリエイトし、再構築することで新しい価値を生み出している。現在、大沢伸一氏との第二弾コラボレーション作品も展開。「これからは簡単に捨てる時代じゃなく、自分にできることを模索したかった」と、大沢氏が使わずにスタジオの片隅に並んでいたApple社のPowerPC「G5」などを再構築した椅子が並んでいる。廃棄品（＝ゴミ）がアーティストによって再構築され、アートとして昇華――それは、サーキュラーエコノミーの一歩先ゆく、新しい付加価値が創出されたクリエイション。“作品”としての価値にも注目したい。

お気に入りの香りを見つけて。
ワクワクにあふれた体験型ショッピング

⽣活の中でちょっとしたワクワクを感じられるフレグランスやホームケアなど日用グッズが勢揃いの「ネイチャーラボストア」。ショップでは、季節を感じる商品や、ここでしか手に入らない限定品も販売。今月は、音楽のように気分で選ぶ香るコスメブランド「LAVONS HOLIC」にフィーチャー。人気No.1の香り「トーキョーシブヤ4a.m.」など渋谷という街にふさわしいアイテムが並ぶ。他にもオリジナルアイテムが当たるガチャガチャなど、渋谷PARCO店だけのユニークな"体験型ショッピング"を楽しむこともできる。

“アーカイブ”が詰まった引き出しを開けると、
まるで旅をしているような、新しい発見が

「CIRCUS Inc.」を主宰する鈴木善雄氏と引田舞氏による 膨大なストックの一部と思考回路を覗くようなアーカイヴが積み上げられたショップ「Archives」。木、土、金属、紙、石など、マテリアル別に区分された引き出しに商品が美しく並べられた空間は、まるで博物館のバックヤードのよう。引き出しを開けて商品を探していると、自分の“好き”のスイッチを押すアイテムに偶発的に出会うことができる――それは、見知らぬ土地を旅する体験ともよく似ている。

「引き出しを開けると予想外の発見があって、楽しすぎます！　ちょっと、宝探しをしているような、また小旅行をしているような気分になりました。旅行って、自分の視野を広げるきっかけになりますよね。このショップでも新しい発見があり、知らないことへの興味が湧いてきました。この秋にアメリカとヨーロッパを旅した際、いろんな人と出会って、話して、繋がってみたら、『あっ、私は今まで自分の心に蓋をしていた部分があったんだな』と気付く出来事があったんです。自分のことをある意味、蓋をしめて置いてきぼりにしていた。でも役者の仕事をするとき、それってすごくよくないことだなと感じて…やっぱりちゃんと心が動いていないといけないんじゃないかなと思って、ヨガと瞑想を始めたんです。YouTubeを観ながら、朝起きてヨガをやっているのですが、最後に先生が手を合わせて『今のあなたが感じていることはなんですか？』と問いかけてくるんです。ひと昔前の私だったら、そういうことを恥ずかしいと思ってしまっていたのですが、恥ずかしがらずにちゃんと自分の感じている今の感情と向き合うと、自分とリコネクトできる。それこそが、生きている意味なのかなと。なぜ自分は生まれてきたのだろうかと考えたとき、なぜ自分である必要があるのだろうかというところまで掘り下げていく…そうすると、行き着くところは“今の自分の感情”に。自分自身に興味が湧いてきたら、トラウマのような過去のいろんなことからも解き放たれて、新たな自分の一歩を踏み出せるような感覚になれたんです」

訪れた人々の視野を広げるきっかけとなる
“ときめき”が詰まったフロア

「私の“好き”にあふれた今回のPARCO CRUISEは、すごく楽しかったです。ゆっくりとした時間が流れている感じもして。ひとつひとつのモノが持つヒストリーなのか、エネルギーなのか…語りかけてくる何かがあって。いろんなメッセージが聞こえてくるようで、それがやっぱり面白いです。温かくて、本当に世界に１個しかないものに、ここで出会える。『渋谷PARCOで出会える』というのが、やっぱりすごく大事だと思います。本当に好きな人じゃないと古着屋さんには足を運ばない。でも、渋谷PARCOはフロアごとにいろんな出会いがある。今日、リニューアルした4Fのサステナブルフロアを改めて巡って、さらにその出会いが増した感じがします。訪れた人に新しい世界を見せることができる――それは、人々の視野を広げることにつながっていく。そういうきっかけになる場所だなと感じました。ここには、ときめきがたくさん詰まっていて、とても楽しかったです」

■ 水原希子さん着用アイテム
＜曰（Iwaku Vintage）＞トップス
＜Timothy Land＞パンツ
4F／VCM MARKET BOOTH＜check it＞

Check here too>>
水原希子×VCM MARKET BOOTH／VCM GALLERY／Mid-Century MODERN｜ときめくヴィンテージを求めて。時代を超えて愛される究極のサステナビリティ