CYCLE ―SHIBUYA PARCO SUSTAINABILITY―｜渋谷PARCOの“新しいサステナブル”。出会い、紡いでゆく未来への「循環」

「循環」をテーマとして掲げ、地球を照らす光の瞬きを写し出した本ビジュアルは自然と人間の関係性やアニミズム的自然観を表現し、作品を制作する写真家の遠藤文香を起用。映像・サウンドは妹 Hikamと姉 Hanaによるオーディオビジュアルユニットtamanaramenが制作。

statement

地球を照らす大きな光、太陽の光の循環によってわたしたちと
全ての生命がこの地球に生まれてきました。

光のエネルギーと光合成を身につけた植物たちの連携は、光のバトンとなり、
今日もわたしたちに息をさせ、食べさせ、豊かな資源を与えてくれています。

自然希薄な都市で生きていると忘れてしまいがちな世界で最も大切なこと、
それは全ての生命はどこか繋がっていて、
誰もが自然のサイクルを担う一員であることを認識すること。
自然を回復させることでしか、私たちに残された未来はないのです。

「光」は人間、植物、動物、石など生きる全てのものたちに宿る神性の象徴として、
光が作り出す「輪っか」は、ここから再生へと続く循環の象徴として。

永遠に変化し続ける世界でより美しく回りながら、
これからもたくさん出会っていくために。

光が闇を照らすとき、誰かの存在がわたしの希望の光になる時、
わたしも誰かの光になることができますように。

ひとり一人の小さな意識の連鎖が大きな力になると信じています。

遠藤文香