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一夜だけの限定上映 クィア短編映画集[夢で会えたら] Programmed by Normal Screen / 『Home Pleasure|居家娛樂』 MANBO KEY SOLO EXHIBITION / MARC JACOBS / Campy! bar
6月8日(日)
クィア・ショートフィルム集『夢で会えたら』が、一夜限りで上映された。主催は、ジェンダーやセクシュアリティをめぐる多様な視点を持つ作品を上映してきた「Normal Screen」。東京、ブラジル等を舞台に、欲望や出会い、記憶が交差する9つの短編がスクリーンに投影。TikTok的感性の先に見える切実さ、詩人ダンテの地獄篇をアニメーションで再解釈した幻想、そして未だ語られざる個の物語。作品上映後のトークセッションも相まって、「わたし」の輪郭をそっと浮かび上がらせる一夜となった。
木津毅 × 東海林毅 × ジェームス・クーパー × 森かなた × 岩佐浩樹 トークセッション

















『Home Pleasure|居家娛樂』 MANBO KEY SOLO EXHIBITION
台湾を拠点に世界で活動するアーティスト、マンボウ・キー(登曼波)による日本初個展『Home Pleasure|居家娛樂』がPARCO MUSEUM TOKYOで開催された。本展では、家族やジェンダー、セクシュアリティといった個人と社会の接点を、多層的に捉える作品群を展示。会場に足を運んでくれた全ての方々へ向けて、「対話型のインタラクティブな交流が生まれますように」という彼の想いが込められている。代表作『Father’s Videotapes』(台北美術賞グランプリ受賞)をはじめ、そのシリーズの延長である『Father’s Video Tape_Avoid A Void』(台新芸術賞受賞)より未発表作や日本未公開作品、祖母の記憶を辿る写真シリーズなど、静かに力強く語りかける。










MARC JACOBS
MARC JACOBSでは「SUPER MAGAZINE」創刊20周年記念特別号『SUPER MARC JACOBS』が登場。表紙を飾るのは、ジャンルや性別の枠を越えて活躍するアイコンたち。多様性を讃えるビジュアルとともに、誰もが自分らしく輝けるメッセージが誌面にあふれた。また、「恐れなき自己表現」をテーマに掲げたプレフォールコレクションは、鮮やかなカラーリングが特徴。人の個性を肯定し、前向きな一歩を後押ししてくれるようなラインナップが展開された。



Campy! bar
新宿二丁目発のミックスバー「Campy! bar」は、期間中「HAPPY PRIDE!」の掛け声でドリンクが特別価格に。カウンターには色とりどりのオリジナルショットも並び、にぎやかな笑い声と乾杯とともにきらびやかな夜が拡がった。
ダンスフロアも展示空間も、バーカウンターも――さまざまな“場”が自由につながり、多様な声が響き合った「PRIDE2025」。そこには、誰かを祝うことと、自分を肯定することが地続きである、という想いが溢れる。その想いは、祝祭を離れた日常でも確かなパワーとなるはずだ。




Index
- P.1A Special Party Celebrating MANBO KEY's Solo Exhibition「HOME PLEASURE」
- P.2EXclusive EXperimental STREAMING BASH PBOXDOMMUNE
- P.3一夜だけの限定上映 クィア短編映画集[夢で会えたら] Programmed by Normal Screen / 『Home Pleasure|居家娛樂』 MANBO KEY SOLO EXHIBITION / MARC JACOBS / Campy! bar