
5月13日(水)から5月24日(日)まで、渋谷PARCO 1Fポップアップスペース「DAIROKKAN」にて、Kankyō Recordsによる期間限定ショップ〈Kankyō Records 渋谷パルコ店 Limited Store〉をオープンします。
本期間中、Kankyō Recordsは三軒茶屋の実店舗を一時休止し、レコードやカセット、CD、本、食器などのホームウェア、Tシャツやバッグといったアパレルに加え、香りや空間提案まで含めた機能を、渋谷PARCOという都市の商業空間へとそのまま移設します。
期間中は、渋谷PARCOとのコラボレーションにより、実際に館内で流れるBGMを収録した新作カセットや、「Music for Public 公共のための音楽」をテーマにセレクトしたレコード、スリップマットなどの新作グッズを販売します。あわせて、豪華ゲストを招いたトークイベントや、海外アンビエントアーティストとのコラボレーションによるインストアライブなど、Kankyō Recordsが日常的に行っているイベントも展開します。
また、本ショップには中目黒のギャラリーKōenで展開している〈Home Listening Room〉を簡易的に再現したエリアを設置します。音楽・音響・香り・インテリアが交差するリスニング環境を、実際に体験いただけます。
≪館内BGM≫
2026年5月1日(金)から8月31日(月)まで、渋谷PARCOの館内BGMをKankyō Recordsが担当します。
5月から6月にかけては、Kankyō Records店主でありアンビエントアーティストであるH.Takahashiが、本企画のために書き下ろした新作が館内で流れます。全8曲・約50分で構成された本作のタイトルは『BGM』。既存楽曲による館内BGMでは実現しにくい、空間全体のオリジナリティを静かに印象づける環境音楽として制作されています。
本作では、ループ性を持つ楽曲と、より弛緩した楽曲を交互に配置することで、緊張と緩和がゆるやかに往復する構造を採用しています。これにより、繰り返し再生される環境下でも単調さを感じにくい設計としています。また、実際の館内音響環境におけるシーリングスピーカーでの鳴りを検証しながら、中域から高域を中心とした音像設計を行い、雑踏の中でも埋もれず、かつ過度に主張しないバランスを追求しました。音数を抑え、最小限のメロディとリズムで構成されたサウンドは、楽曲として前面に現れるのではなく、空間の質感としてゆっくりと定着するよう設計されています。
7月から8月にかけては、日本の環境音楽史における最重要人物の一人である尾島由郎による書き下ろしオリジナル作品が館内で流れます。一貫してアンビエント/環境音楽の可能性を追求してきた日本の音楽家・音楽プロデューサー尾島由郎と、Kankyō Recordsによる特別なコラボレーションが渋谷 PARCO の館内 BGM として結実します。
Kankyō Recordsは、音楽を中心に、音響・光・香り・インテリアといった要素が交差する〈Home Listening〉という概念を軸に活動しています。本ポップアップおよび館内BGMは、その実践を商業施設という公共空間へと拡張する試みです。ぜひご体験ください。
5月・6月のプレイリストはこちら
≪Kankyō Records Special In-Store Talk Show at SHIBUYA PARCO-館内音楽の過去・現在・未来≫
2026年5月、東京のカルチャーの発信地であるSHIBUYA PARCOにて、アンビエントを中心としたレコードショップ/音楽レーベルである〈Kankyō Records〉の期間限定ポップアップストアが開催されます。
また同時期より、歴代にコーネリアスやパティ・スミス等の著名アーティストをフィーチャーし、受け継がれてきたSHIBUYA PARCOの館内音楽として〈Kankyō Records〉店主でもあり、アンビエントアーティストでもあるH.Takahashiによる書き下ろし新作『BGM』が使用開始されます。
そんな一連のイベントを記念し、青山スパイラルの館内音楽等を手掛け、日本の環境音楽史における最重要人物の一人である尾島由郎氏と、アンビエントとジャズに関する書『アンビエント/ジャズ』の著者でもある評論家・プロデューサーの原 雅明氏を招き、H.Takahashiとともに『館内音楽の過去・現在・未来』をテーマとしたスペシャルトークイベントを開催します。
開催場所はSHIBUYA PARCO 1FのKankyō RecordsのPOP UP SPACE内という特別なシチュエーションにて行われます。当日はH.Takahashiによる書き下ろし新作『BGM』のカセットの販売や、Kankyō Recordsの新作オリジナル商品の販売なども行われます。是非お越しください
≪イベント概要≫
Kankyō Records Special In-Store Talk Show at SHIBUYA PARCO-館内音楽の過去・現在・未来
■登壇者:尾島由郎、原 雅明、H.Takahashi
■日時:5月17日(日) 17:00〜19:00
■場所:SHIBUYA PARCO 1F POP UP SPACE 「DAIROKKAN」(Kankyō Records POPUP会場内)
※三軒茶屋のKankyō Recordsでの開催ではありません
■予約不要・入場無料
※混雑状況により制限を行う場合がございます
≪登壇者プロフィール≫
尾島 由郎(Yoshio Ojima)
一貫してアンビエント/環境音楽の可能性を追求してきた日本の音楽家・音楽プロデューサー。1980年代よりスパイラル(ワコールアートセンター)をはじめとする多くの建築空間において、環境音楽の設計を手がける。80年代から90年代にかけて複数のアンビエント作品を発表し、近年はそれらのアルバムが海外レーベルより再発され、再評価が進んでいる。現在もジェネレーティブ技術と連携し、聴覚の新たな可能性を探る活動を展開している。また、ピアニスト・柴野さつきやVisible Cloaksとの共演を重ね、ピアノ、電子音、フィールドレコーディングを組み合わせた曲作りや空間的なライブ表現を国内外で行っている。
原 雅明(Masaaki Hara)
文筆家、選曲家、プロデューサー。各種媒体への寄稿やライナーノーツの執筆の傍ら、レーベルringsでレイ・ハラカミの再発などのリリースに携わり、ロサンゼルスのネットラジオ局dublabの日本ブランチの設立に関わる。リスニングや環境音楽に関連する企画、ホテルの選曲を手掛け、都市や街、自然と音楽とのマッチングにも関心を寄せる。早稲田大学非常勤講師。著書に『アンビエント/ジャズ――マイルス・デイヴィスとブライアン・イーノから始まる音の系譜』(Pヴァイン)、『Jazz Thingジャズという何か』(DU BOOKS)など。
H.Takahashi
東京を拠点とする作曲家・建築家。2021年からレコードストアKankyō Recordsを経営。作曲家として、UKのレーベル〈Where To Now?〉やUSの〈Not Not Fun〉、ベルギーの〈Dauw〉〈Aguirre〉、日本の〈White Paddy Mountain〉など、様々なレーベルからアンビエント作品をリリース。2024年、Kohei Oyamadaとのユニット〈H TO O〉のアルバム“Cycle”がUKの〈Wisdom Teeth〉よりリリース。
≪Kankyō Records Special In-Store Live Vol.16 at SHIBUYA PARCO feat. L. Jacobs≫
ベルギー・ゲントを拠点に活動し、その類まれな想像力でリスナーを魅了する音楽家エル・ジェイコブス(L. Jacobs)。 世界的に高い評価を得たデビュー作『Enthusiasm』から5年。2026年4月にベルギーの気鋭レーベル〈Blickwinkel〉よりリリースされた待望のセカンドアルバム『Behind the Great Curve』を携え、SHIBUYA PARCOのKankyō RecordsのPOP UP SPACE内にてインストアライブを開催します。
≪イベント概要≫
Kankyō Records Special In-Store Live Vol.16 at SHIBUYA PARCO feat. L. Jacobs
■Live:L. Jacobs
■日時:5月23日(土) 18:00〜19:00
■場所:SHIBUYA PARCO 1F POP UP SPACE 「DAIROKKAN」(Kankyō Records POPUP会場内)
※三軒茶屋のKankyō Recordsでの開催ではありません
■予約不要・入場無料
※混雑状況により制限を行う場合がございます
≪出演者プロフィール≫
L. Jacobs
マルチインストゥルメンタリストで、現代ベルギーのオルタナティブ・シーンの重要アーティストです。Milan W.のプロデュースにより制作された最新作『Behind the Great Curve』は、絶えず動き、変化し、決して静止することのない「曲線(Curve)」の美しさをテーマに制作されています。温かみのあるシンセサイザー、繊細なリズム、そして緻密に配置されたフィールドレコーディングが重なり合い、夢心地のようなサウンドスケープを描き出します。環境音楽やアンビエント的なテクスチャーを軸にしながら、ジャンルに縛られることなく、普遍的な「音」の言語で語りかける彼の音楽は、ユーモラスな歪みと純粋な喜び、そして光と影の二面性を併せ持っています。
Information
- イベント期間
- 2026.5.13 - 2026.5.24
- 会場
- 1F POP UP SPACE 「DAIROKKAN」
- その他
- Official HP:https://kankyorecords.com/
Official Instagram:https://www.instagram.com/kankyo_records/