ハマ･オカモト（OKAMOTO'S）＆miu　大切な人と過ごす音楽のある時間｜ユニオンレコード渋谷／QUATTRO LABO

通うことで思い出になっていく、
レコード好きには堪らない特別な場所

これまでユニオンレコードの別店舗にはもちろんよく通っていたという2人。「ユニオンは特別です。前まで東京にしかなかったので、東京のレコード好きの特権だと思ってました」とハマさん。miuさんの「新宿店のフロアを行き来する階段を昇り降りするのが好き（笑）」という意見にハマさんも「いいよね、あの階段」と通な2人ならではのマニアックな目線。渋谷PARCO店といえば食と音楽とカルチャーが入り乱れるB1Fにて、一際目を惹く壁面が目印。よく見ると、どれも食べ物や飲み物がモチーフとなった名盤のアートワークばかりで、気付くとなんだかクスッと笑えてくる。

一緒にレコードを掘りながら、
共通点を見つける楽しさ

「ユニオンレコード渋谷」は新譜も多く扱っており、オールジャンルでバランス良く揃えている点が特徴。現在は、コーネリアスの小山田圭吾氏（@corneliusofficial）が渋谷PARCO1周年を祝して書き下ろしたオリジナルBGM収録のレコードが注目商品。ジャケットは北山雅和氏 （@ktymmasakazu）によるデザイン。二人は共にイギリスのロックが好きというのが共通点ということで、レッド・ツェッペリンやザ・フーなど、好きなバンドの話で盛り上がっていた。音楽談義で盛り上がれるのも、レコードショップデートならではの楽しみ方だ。

音楽好きな2人におすすめ
相手を想って選ぶレコードのギフト

2人がお互いに聴いて欲しいと思うレコードを選んでもらうことに。ハマさんは「僕が選んだのは 「Big Lizard STOMP！」という60年代の日本のバンドのコンピレーションです。90年代に“日本にこんなカッコいいバンドがいたんだ”という海外からの目線で編集されたもの。miuちゃんが60〜70年代のイギリスのロックも聴くというのを聞いていたし、僕も20歳ぐらいの時によく聴いていたもので、たまたま見つけたのでレコメンドしました」。試聴機で実際に聴いてみたmiuさんは「すごいカッコイイ！」とノリノリ。そんなmiuさんが選んだのは「The Flaming Lips」の『AMERICAN HEAD』という新譜。「コロナの自粛期間中に予約注文して、私自身も家で聴いていたんですけど。すごく良かったので聴いてほしいなと思い、選びました」。

見つけたら運命と思うこと。
思い出も一緒に残るレコードの魅力

ここでハマさんも「自粛期間中に知って、レコードを買いに行けるようになったら買おうと思っていた」というジョニ・ミッチェルの「MINGUS」というアルバムを発見。買おうか迷っているハマさんに「そういう運命だと思いますよ」とmiuさんが背中を押し、自腹でしっかり購入する一幕も。「誰かと一緒にいる時に買ったりすると、それも思い出に残るので」とハマさん。店内はレコード以外にもユニオンレコードオリジナルのマスクやクッション、スマホリングなどのオリジナルアイテムはギフトとしても人気なので、ぜひチェックしてみて欲しい。

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