大平修蔵×ISSEY MIYAKE SHIBUYA／MARC JACOBS｜豊穣な色彩に心躍らせて、秋冬新作クルージング

PARCO CRUISE、今回のゲストは『MEN'S NON-NO』専属モデルの大平修蔵さん。TikTokで400万人以上ものフォロワーを抱える彼は、4月には俳優としてデビューを果たしている。今回秋冬の立ち上がりに合わせて、ISSEY MIYAKE SHIBUYAとMARC JACOBSをクルージング。見ているだけで心が躍るような、豊かな色彩に彩られた新作を見て回った。

Photo: Kisshomaru Shimamura

Hair＆Make: Yuya Nara（SHIMA）

Text: Shunsuke Okabe

Edit: RIDE MEDIA＆DESIGN inc.

先鋭テクノロジーによって生み出される
唯一無二のソフィスティケーション

アイボリーカラーがノーブルな印象を漂わせるセットアップは、「HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE」のもの。特殊なポリエステル糸を用い、服の形に縫製した状態でプリーツをかけたジャケットとトラウザーズは、動くたびに風を孕み、たゆたう様が美しい。「着てみてまず驚いたのは、その軽さ。シャリ感のある素材が気持ちよく、シーズンレスで取り入れられそうです。シワにならず、洗濯もできるという機能性も魅力的ですね」

＜HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE＞ベストジャケット ¥37,400、シャツ ¥28,600、パンツ ¥22,000

ガーメントバッグに変わるブルゾン？巧妙なパターンに脱帽

今年デビューしたばかりのイッセイミヤケのニューブランド、「IM MEN」。前身となったのは、2010年にデビューした「132 5. ISSEY MIYAKE」だ。立体的な造形の服が折り紙のようにフォールドすることで平面に変わるというアイデアを発展させたブルゾンも、もちろんフォールダブル。なんと折り畳むことでガーメントバッグのようになるというものだ。「コンパクトに折り畳めるので、旅行にもぴったりですね。着てみると、リラックス感がありながら、キチンとした印象もあるので、デイリースタイルにも重宝しそうです」

＜IM MEN＞ブルゾン ¥90,200、パンツ ¥35,200、シューズ ¥35,200［シューズのみ9月発売予定］

オブジェのような造形とポップなカラーバリエーション。
ファッションラバーのステープルブランドに
新作が仲間入り

三角のピースを組み合わせた工学的なデザインで人気を博し、今やファッションラバーのステープルバッグとして定着した「BAO BAO ISSEY MIYAKE」。デザイン性のみならず、高い機能性でも支持を集める同ブランドに、新作が仲間入りを果たした。今回大平さんが注目したのは、パステルカラーのトートバッグ、そしてホワイトのポシェット。「ツルツルとした材質がどこか近未来的。ベースがメッシュ素材で軽量なので、ストレスフリーで使えそう。シーンを問わず合わせられるので、ひとつは持っておきたいです」

＜BAO BAO ISSEY MIYAKE＞PRISM FROST［Large tote］¥49,500、［Tote］¥33,000、［Pouch］¥16,500

エフォートレスにスタイルが完成する
イッセイミヤケのワードローブとともに、
いつか世界中どこへでも

サラッと取り入れるだけでスマートな装いが完成し、なおかつメンテナンスもしやすい。そんなイッセイミヤケのワードローブやバッグを、大平さんはどんなシーンで取り入れるのだろう。「長らく旅行に行けてないですが、海外に行けるようになったらインドネシアに行きたい。TikTokのファンがインドネシアに多いんです。SNSを通じて繋がったファンと交流したい。そんな時、自然体で着られるHOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKEやIM MENのワードローブがあると心強いですね」