中島沙希×JOHN LAWRENCE SULLIVAN／UN3D.｜渋谷PARCOで出会う、快進撃を続けるAWコレクション

“らしさ”を貫くブランドを纏い、
ファッションからエネルギーをもらう

私服は基本、オールブラックという中島さん。今回は、21AWコレクションよりWILLIAM HALSTEAD社のウールギャバを使用したスペンサージャケットとテーパードシルエットのパンツを着用。「私自身はトレンドを追うというより、普遍的なものを大事にしたいと思うタイプ。JOHN LAWRENCE SULLIVANのようにブレない軸をもったブランドには、憧れと尊敬があります」

時代の空気とデザイナーの心情を重ねた
“PROTECT”と題したコレクション

近年は海外を中心に活動を広げてきたJOHN LAWRENCE SULLIVANにとって、東京でのランウェイショーを行ったのは実に11年ぶり。アイスホッケーの防具や工事現場の作業員が履く鉄板入りのシューズなど、さまざまな「防」を独自の視点で解釈し、あらゆるディテールに落とし込んでいる。ショーのスタリングは、「TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.」のデザイナー宮下貴裕氏が担当。コロナ禍での新たな日常を意識するとともに、デザイナー柳川荒士氏本来の哲学を突き詰めた、スペシャルなコレクションとなった。

こだわりが詰まったソリッドな空間で、
JOHN LAWRENCE SULLIVANの世界を感じて

壁一面のミラーや、配管がむき出しとなった天井など、随所から工業的な雰囲気が漂う渋谷PARCO店。インダストリアルなムードの店内で、ショップスタッフの八坂秀晃さんとの思い出話に花を咲かせる中島さん。実は、お二人には意外な縁があるそう。「3年ほど前に雑誌『iD』の撮影でご一緒したんです。当時は東京のモデル事務所に所属する前で、すごく緊張してて。でも八坂くんが気遣ってくれて、助けられました。近寄り難い？と思っていたら、めちゃくちゃいい人だった（笑）」。

憧れのコレクションピースから、
注目のコラボアクセサリーまでが揃う

毎シーズン、コラボレーションで制作しているYOSHiKO CREATiONのアクセサリーも、コレクションテーマである“PROTECT”の世界観で展開。異なるサイズのチェーンを組み合わせたネックレスや、防具を連想させるリングなど、メタルを取り入れた構築的なデザインが印象的だ。「アクセサリーはシルバーが好きなのですが、身に付けているのは華奢なものがほとんど。攻めたデザインのものはあまり持ってないので、興味深いですね。服と併せてチャレンジしたいと思いました」。ほかにも定番人気のセンタージップデニムや、“PROTECT”に着想を得て生まれた新作ウェアにも注目。女性用ゴルフウェアのネックゲーターから派生させたロングスリーブのカットソーは、マスクの役割も果たす。

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