2022年2月のメジャーデビューから早くもオリコン1位を獲得したボーイズグループ「OCTPATH」メンバーの太田駿静さん。固定観念にとらわれない変幻自在な活動を掲げるグループのなかで、時に天然とも評されるチャーミングな彼は、ファッションの解釈も⾃由で感覚的。ベーシックウェアに遊び心と捻りを加えたコレクションが揃う「CABANE de ZUCCa」「DENHAM」を訪れ、彼の着眼点から2ショップの新しい魅力を発見する。
- Photo
- Sachiko Saito
- Hair&Make
- Kana Hayashi
- Text
- Takako Nagai
- Edit
- RIDE MEDIA&DESIGN inc.
ZUCCaの世界観に没⼊できる
現代的かつクリエイティブな空間
「着る人にも、見る人にも心地よく、日々に新しいスパイスを加えるような“日常着”」をコンセプトに掲げる「ZUCCa」の遊び心に満ちた世界観をゆっくりと堪能。均一ではない揺らぎのような表情を持つクロメートメッキの櫓と抜けのある開放空間で構成された店内は気持ちがいい。わかりやすく構築的に配されたメンズ・レディースのラックの中間領域に馴染む、ユニセックスのラックも見どころ。「僕は日頃レディースの服もよく着るんです。メンズとはまた違うデザインや色味、素材の1着が見つかることが多くて。服の価値観って、もはや枠組みとかはないですよね」と太田駿静さん。
親しみ深いベーシックに
ZUCCaのDNAを宿す
ミリタリーウェアの名門である「ALPHA INDUSTRIES」への別注モデルで、本格的なディテールとZUCCaらしいシルエット、存在感のあるブランドタグを備えたMA-1が登場。独自開発による、軽量で保温性に優れた高品質ナイロンツイルを採用し、ロングとショートレングスの2ver.をラインナップする。ジェンダーレスに着用可能なS・M・Lの3サイズ、カラーはシルバーグレーとブラックの2色展開。「中学生の頃、兄のMA-1が羨ましくてこっそり勝手に拝借していました(笑)。思い出のある服にはいまだに惹かれるし、好きなモノは変わらない。このMA-1はリバーシブルで楽しいですね。シルバーグレーとトーンの違うグレーと。あれ!? 無意識に両方着ていました(笑)」
EMBOSSバッグ(小)¥11,000(大)¥13,200 MA-1 ¥45,100、ミリタリードッキングジャージー ¥20,900、ZIPスニーカー ¥19,800造形美と機能美を両立する
バッグが多角的にスタンバイ
「プライベートではラクチンな手ぶらが好きですが、仕事やレッスンの日は荷物が多く…大きいバックが気になります」と、太田さん。変形ヘルメットバッグからペットボトルをリサイクルして作られたカラフルなエコバック、ユーザーの好評に応えて再登場としたトートバックまで、多彩なラインナップから選択は自由だ。シボのような加工で表情のあるトートバッグはA4サイズやPCも収納できてユースフル。「シルバーは断然、好きです。今履いてるスニーカーもシルバーで、ジップアップ式なのもめずらしくて新鮮。金と銀が好きな色なんですよ。光ってるって、何だか良くないですか?」と太田さんがセレクトしたシルバーのアイテムが、都会的なミリタリースタイルに映える。ZIPスニーカーは次世代の定番と評する、人気モデルだ。
ミリタリーバッグ (小)各¥12,100 (大)各¥16,500 ラバーバンドエコバッグ 各¥4,400自らの感性と呼応する
愛すべきプロダクト
やや丸みのあるMA-1と、バルーンバギー型のデニムを纏う太田さん。ミリタリーテイストのアイテムだが、ZUCCaでのスタイリングは確かにモダン。ベーシックへのリスペクトも詰まっている。「MA-1にせよデニムにせよ、ベーシックな服にこそ思い出がありますよね。そんな自分のルーツやストーリーを感じる服は着続けたい。今着るなら、アメリカのヒップホップを感じるビッグな感じもいい。最近は音楽や映画を通してムードを掴みたい気持ちも強いです」
- ショップ名
- CABANE de ZUCCa
- フロア
- 4F
- 電話番号
- 03-6809-0985
- 公式ブランドサイト
- https://www.zucca.cc/
- 公式SNS
- Instagram : @zucca_official
Twitter : @ZUCCa_OFFICIAL