コムアイ×米とサーカス／サステナブルストア｜すべての生きものが共に暮らす、“地球”について考える

昆虫もジビエも食べられる居酒屋
サステナブルでおいしい！ 未来の食を体験

高田馬場に本店を構える野生鳥獣と昆虫に注目した「米とサーカス」。人口増加で将来予測される食糧危機を見据えて、牛、豚、鶏肉よりも環境負荷が少なく地球温暖化対策に貢献し、さらには食品ロスの問題解決にも役立つ昆虫食は、SDGsの視点からも注目を集めている“世界を救う食材”。アジアの喧騒を彷彿させる妖しげなネオンに誘われ、その扉を開けてみれば…先入観を捨てて、美味しく楽しく多様な食文化に触れることができるはず。珍しい獣肉と昆虫――未来の食体験へようこそ！

可能性を秘めた地球のスーパーフード。
昆虫という食材そのものの魅力を堪能する

「昆虫食はサステナビリティでも注目される食材。だからずっと食べてみたいなと思っていました。もし世界中の人が、環境負荷が高い畜産の牛や羊を昆虫食へと置き換えたら、使用する農地が減り森林伐採への解決にもなりますよね」。サステナブルな視点で昆虫食に強い関心を抱いていたコムアイさんが食べたのが、コオロギ、蜂の子、カイコ、ジャイアントミルワーム、マゴット、タガメを盛り合わせた「6種の昆虫食べ比べセット」。「一番大きなタガメは、洋梨みたいなフルーティな匂い！ 塩漬けだから甘くてしょっぱく、お魚をつついて食べているような食感で美味しい。ミルワームはチーズみたいな発酵臭があり、揚げたチーズを食べているみたいな味でした。虫特有の味はないから、初心者でも挑戦しやすいですね。少しずつ風味が違って面白いし、小さいのにパワーやエネルギーを感じます」

栄養価の高い昆虫とジビエを堪能。
それはまるで、新しい国に行ったような発見に！

カウンターにずらりと並ぶ珍奇な瓶――「米とサーカス」での“乾杯”は、MUSHIサワーやハブやスッポン、サソリ酒などの古来から滋養強壮のためにと親しまれてきたさまざまな薬膳&漢方の食材を使用した滋養強壮酒がスタンダード。コムアイさんは冬虫夏草酒とムカデ酒をオーダー。「冬虫夏草は土の匂いがします。ムカデは独特の臭さがありますね…！でも思ったよりクセがなく、飲みやすいんですね！」また、4月30日まで期間限定で【春のタン祭り】を開催中。国内外から厳選されたタン10種類を食べ比べメニューとして展開。ジビエの鹿や猪、ツキノワグマ（今年初登場！）、馬、クジラ、ワニ、鴨、牛、豚、羊など希少なタンをスモークや炙りで食べられる。「ジビエは日本に限って言えばどんどん食べた方がいいと思っていて。害獣として捕獲された多くはそのまま廃棄されてしまうということもあって、食べたい人が増えていって、鹿肉とか猪の流通はもっと整えばいいなと思います。今日は新しい国に来たような…すごく楽しい体験でした」

新しい解釈と新しい発見。
渋谷PARCOは自分を成長させてくれる場所

コムアイさんにとって、渋谷PARCO 9Fの「SUPER DOMMUNE」は学びの場であり、自身を成長させてくれるきっかけを作ってくれた大切な場所だと話してくれた。「新しいことに挑戦するときもDOMMUNEでやらせていただくことが多く、それは私にとって実験場みたいな存在なんです。ひとりのアーティストにフォーカスして、そのアーカイブで美術史を紐解いたり…それは、すごく貴重で“オーディブル”なコンテンツ。文字や本で読むのではなく生配信だから、こぼれ話も結構多くて、本には書けないような情報を知ったりもするし（笑）。新しい解釈がそこで生まれ、自分についての発見があったりするんですよね。宇川（直宏）さんが解釈してくれたり。違う文脈を持っている人たちが、さらにいろんな見聞や知識を広げてくれる場所。今、私が一番興味があることは、自分がやっているプロジェクトの『HYPE FREE WATER』。水はすべての生き物の生命活動の根源となっている。水蒸気にもなるし、凍ったり、溶けたり、川になったり海になったり、雨になったり…人間がコントロールしようとする手を、するすると抜けていくというか。それがすごく面白くて。アーティストとしては、いろんな形の作品づくりを行いたいとも思っていて、踊ったり、喋ったり、お芝居したりと一つのことではなく、いろんなスキルを総合的に少しずつ高めて、それを掛け算したものが自分の強みになればいいなと思っています。その一環として、インドの古典音楽を学びにインドへ長期間の修行へ旅立つ予定です」

■ コムアイさん着用アイテム
＜H & JUMPIN’ JAP FLASH＞セットアップ
4F／VCM MARKET BOOTH＜check it＞

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