[ 3F ] ADVANCED CONTEMPORARY
ANREALAGE|液晶スクリーンに未来を映し出し、服が情報を纏う時代へ


黒い服を液晶スクリーンに見立て、色、模様、言葉を映し出す未来を投影した2025AWコレクション。RGBの光が生命のように変化し、服は着る人の気分や意思を映し出すメディアへと進化。服は新たな皮膚のように、他者と共有できるファッションのインターフェースに変容する。LEDを織り込んだ柔らかな糸や液晶スクリーンの素材は、MPLUSPLUSとの共同開発によって誕生。折り、編み、縫うといった全工程に対応するほど柔軟性があり、身体に沿って光を纏うのが特徴だ。デザインは完成することなく、常に更新されていくもの。服が情報を纏う時代が始まろうとしている。
Information
- ショップ名
- ANREALAGE
- お問合わせ先
- 03-6809-0220
A.P.C. SHIBUYA|ベーシックにモダンな捻りを加えて、秋色の新鮮なワードローブに


定番アイテムにモダンな捻りを加えた2025AWコレクション。美しいカッティングのユニフォーム、シンプルを追求したモノトーンに落ち着いたカラーパレットで、秋の気配を感じるワードローブを展開。メンズは、アーミースタイルのタグ、ステンシルロゴ、ボンバージャケット、染めデニムのカーゴパンツなど、ミリタリースタイルから平和主義的な着想を得て。ウィメンズは、ブーツカットのロング丈である新しいロミー・パンツがバーガンディとカーキの2色で登場。ブランドらしいオーセンティックなムードを纏いながら、新鮮なシルエットを生み出す。
Information
- ショップ名
- A.P.C. SHIBUYA
- お問合わせ先
- 03-6416-0036
beautiful people|新しいデザイン⼿法やパターンメイキング、20のハウスコードにフォーカス


新しいデザイン⼿法や⾃由な発想が生むパターンメイキングなど、20にも及ぶハウスコードにフォーカスした今シーズン。たとえば、表と裏、男と⼥、⼤⼈と⼦どもなど、相反するものを共存させる「Side-C」は、ブランドの考え⽅に共通するハウスコード。アイコニックなレザージャケットをはじめ、一⾒すると⼦ども服のようなサイジングで年齢や体型を問わないテクニックである「キッズ」もデビューから変わらない重要なものだ。そのほか「ダブルエンド」や「マルチレイヤリング」といったハウスコードは、一着の服に新たな可能性や機能性をもたらす。期間中、「マルチレイヤリング」のハウスコードを用いた「NANGA」とのコラボダウンの先行展示・受注を実施予定。
Information
- ショップ名
- beautiful people
- お問合わせ先
- 03-6452-5622
COMME des GARÇONS|立体的かつ有機的なシルエットで描き出す、小さなものに宿る強さ


ウィメンズの大型複合ストアとして2025年4月にオープン。「COMME des GARÇONS」の25AWコレクションでは、小さなものに宿る強さにフォーカスし、変形デザインや独自の生地を使ったブランドらしいアイテムを多数展開。ギンガムチェックやタータンチェック、ストライプ柄の生地を使用し、身体を覆い尽くすような有機的かつ立体的なフォルムを生み出す。「JUNYA WATANABE」「noir kei ninomiya」においても、強い存在感を放つ黒、カーキやゴールドのカラーパレットを軸に、各ブランドらしい装飾が華やかさを添える。「SALOMON」「MIZUNO」「HIZUME」「Dr.Martens」「Reebok」とのコラボアイテムにも注目。
Information
- ショップ名
- COMME des GARÇONS
- お問合わせ先
- 03-6433-7595
C.P. COMPANY|ソフトな着心地を実現した新ファブリックで、機能的なジャケットを展開


イタリアンカジュアルの先駆者とも評されるマッシモ・オスティが手がけるブランド「C.P. COMPANY」。1971年の創業以降、ミリタリーやワークウェアが持つ機能性に、ブランドの代名詞であるガーメントダイや革新的なファブリックを融合させた独自のコレクションを発表してきたが、2025AWコレクションでは新たにファブリックを開発。7デニールナイロンマイクロリップストップとダイレクトインジェクション製法を組み合わせて、ソフトな着心地を実現したファブリック「D.D. SHELL」を生み出し、「GOGGLE JACKET」や「HOODED JACKET」など、注目アイテムを展開する。
Information
- ショップ名
- C.P. COMPANY
- お問合わせ先
- 03-5458-8501
ENFÖLD / någonstans|モダンで構造美が際立つENFÖLD、自然と調和する服を提案するnågonstans


「ENFÖLD」のAWコレクションは、毎日の暮らしに欠かせない椅子がインスピレーション源。名作チェアの流れるようなラインや構造美が際立つシルエット、人間工学に基づいて設計されたゲーミングチェアの鮮やかな配色など、思想や時代背景、感性が込められたさまざまな椅子を起点に、モダンで構造的なレイヤードルックを提案する。一方で、「någonstans」は“雪山”をコンセプトに、日本アルプスの織りなす美しい稜線をイメージ。冬になり雪で覆われた山の厳しく壮大な景色の中で、動物のように擬態する色、登山家のようにカラフルな色の遊び心に富んだルックを展開する。
Information
- ショップ名
- ENFÖLD / någonstans
- お問合わせ先
- 03-5422-3085
GANNI|時を重ねた美と洗練を纏う、最新コレクション


時を重ねた美しさや洗練された装飾が息づく住空間からインスピレーションを得た25AWコレクション。テーラリングや3Dニット、大胆なシルエットのアウター、アシンメトリーに仕立てられたスーツなど、インテリアとエクステリアの境界を超えた多彩なスタイルが揃う。今シーズンは次世代素材も強化。プレコンシューマー由来のリサイクルレザー“TENCEL™”、リヨセル繊維を組み合わせた先進的な素材“Pelinova”や再生ポリエステル“cycora®”などブランド最高レベルの仕上がりに。
Information
- ショップ名
- GANNI
- お問合わせ先
- 03-6820-6215
GOOD GOODS ISSEY MIYAKE|日常に存在するいいものを探求し、実験的な発想から生まれたバッグ


2018年にイッセイ ミヤケがスタートした、いいものを探求し、独自の雑貨開発に取り組む「GOOD GOODS ISSEY MIYAKE」。今季は、思わず触りたくなるような柔らかく軽やかな素材と形が魅力のバッグ「FUWA FUWA」に注目。一枚の長方形の生地を捻って縫い合わせるというシンプルながら計算されたデザインは、“野良着”や“もんぺ”から着想を得て、生地片はパーツとして生かし、サステナブルに制作する。また、箱のシンプルな造形から着想得たシリーズ「BOX」は、収納時には箱の形となり、ストラップを引き出すことでバッグとして使用できるというもの。単純な切り込みや差し込みによって、バッグとしての機能性も抜群だ。
Information
- ショップ名
- GOOD GOODS ISSEY MIYAKE
- お問合わせ先
- 03-6416-0929
HIGASHI|秋冬のトレンドを詰め込んだ、気鋭の日本人デザイナーをセレクト


気鋭の日本人デザイナーを中心にセレクトするショップ。「soduk」は、日常に寄り添うリアリティを大切に、リボンディテールやカッティングにこだわった繊細なデザインのアイテムを提案。「leinwände」は、ブランドのアイデンティティを再構築。パッチワーク、ループ、インターシャ編みなど、これまで培ってきた技術を組み直したニットを展開し、期間中POP UPも開催予定。ピエール・ユイグの映像作品から着想を得て、人間性を再考した「TELOPLAN」のコレクションは、毛足の長いフェザーヤーンに起毛加工を施したジャカードカーディガンなど、動物性と人間性の交差点を表現。
Information
- ショップ名
- HIGASHI
- お問合わせ先
- 03-6824-6304
JOHN LAWRENCE SULLIVAN|芸術家アンゼルム・キーファーから影響を受けた、重厚かつ退廃的な世界観


ドイツの芸術家アンゼルム・キーファーから影響を受けた2025AWコレクション。彼の作品には第⼆次世界⼤戦直後の記憶が⾊濃く表現されており、それらと交錯するようなミリタリーウェアを展開。当時の軍服の袖のパターンを拡⼤解釈し、極端にラウンドさせたシェイプを採⽤。また、作品に登場する“錆”や“黴”をテキスタイルへと落とし込み、プリントやジャカード、職⼈の手仕事によるレザーのヴィンテージ加⼯で重厚かつ退廃的な雰囲気を強調する。ウィメンズも彼が表現してきた⼥性像に着⽬し、コルセットラインやパニエのヴォリュームなど、18世紀末ヨーロッパの装いをモダンに解釈。
Information
- ショップ名
- JOHN LAWRENCE SULLIVAN
- お問合わせ先
- 03-6416-5338