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sunday people(1)

写真|石田真澄  文|小川知子

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滝澤エリカ

岡崎京子原作、瀬田なつき監督の映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』(公開中)で女優デビューしたモデルの滝澤エリカさんは、現在インターナショナル・スクールに通う15歳。「お休みの日は家で映画を観たり、絵を描いたりしていることが多いですが、宮下公園あたりでウィンドウ・ショッピングをしたり、そっち方面にはあまり詳しくないのですが……、カフェで友達から恋の相談をされたりもします」。以前は憧れだったという渋谷には、近頃頻繁に訪れるようになったそう。「生き生きしてて、個性的で刺激をもらえる」という渋谷の街へは、役づくりのために人間観察に来ることも。言動や行動が「ちょっと変」と周りから言われることが多いという彼女。「小さい頃から、横断歩道の向こう岸は戦国時代と思って、人が多いと『やられる!』とか『今回は勝てるな……』とか考えていたり、『花咲か爺さん』を『灰播き爺さん』と言い間違えたりするからだと思います(笑)」

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EXIT

ネオ渋谷系漫才師として爆発的人気を誇るEXIT。「今はクラブに遊びに行けないので、休みの日はまず夜においしいものを食べると決めて、逆算してトレーニングやネイルをしたり、個人チャンネルの動画をつくったり、のんびりと過ごしていますね」(りんたろー。)。「僕は青山の洒落たカフェでキッシュを食べて、趣味のカメラで動く生き物という題名をつけて写真撮ったりしてます。というのは嘘で、実際は、寝ているか、調べ物か書き仕事をしてますね。収集力アップのためにしてるのは、太陽を浴びつつ深呼吸すること。これは本当です」(兼近大樹)。実は、EXITが初めてネタ合わせしたのは「ガスト渋谷宇田川町店」だったとか。その直後にヨシモト∞ホールから羽ばたいた彼らにとって、渋谷という土地は「求めている自分と居場所をつくる街」(兼近)であると同時に、「長く悔しい思いをした時期に立ち還れる場所」(りんたろー。)でもあるのだそう。

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カナイフユキ

「休日は掃除、洗濯、ニットの服を手洗いとか、手のかかる系の家事をすると、スッキリするんです」と話すのは、カナイフユキさん。『ヒロインズ』(ケイト・ザンブレノ著/C.I.P. Books)の印象的な表紙イラストを手がけるほか、セクシュアルマイノリティの当事者としての経験をイラスト、コミック、執筆など幅広い表現で落とし込んだ創作が人気だ。「ブログから本になったと聞けば納得ですけど、『ヒロインズ』はエッセイのような日記のような小説のような、カテゴライズしづらい不思議な本ですよね。僕も作品を通じて自分について書きながら、ああいう微妙な本を作れたらなと」。渋谷で思い出深い場所は、開店20周年を迎える「Zarigani Cafe」だそう。「渋谷はどんどん変容していて、思い入れのある場所も減っていますが、ここは変わらない。上京したてのとき初めてのデートで連れてきてもらった場所なんです。でも、満員で入れなくて。甘酸っぱい思い出です(笑)」

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