世界屈指の観光スポット・渋谷。訪れる外国人観光客は年々増加傾向にあり、街ですれ違う人の国籍も多種多様だ。渋谷PARCOの7FレストランフロアRESTAURANT SEVENには、回転寿司の「金沢まいもん寿司」や天ぷら専門店の「博多天ぷらたかお」などの日本各地の名店から、イタリア料理の「goo ITALIANO」まで、人気の飲食店が揃う。その中でも注目すべきは、ヴィーガン料理を扱う「FALAFEL BROTHERS」だ。モデル・写真家として活躍する服部恭平さんがお店を訪れ、多様化する食文化に触れる。
- Photo
- Kenichi Sasaki
──── Kyohei Hattori
- Text
- Showgo Komatsu
- Edit
- RIDE MEDIA&DESIGN inc.
好きな具材を選んで自分だけの味を発見。
看板メニュー「ファラフェルサンドイッチ」。
舌の肥えた人たちが行き交う六本木と恵比寿に店を構える「FALAFEL BROTHERS」。その新店舗が渋谷PARCOにOPENした。都内でも珍しい中東イスラエル料理、“ファラフェルサンド”を食べられるお店として注目を集めているこちら。このサンドイッチをはじめとしたメニューは、ショーケースに並んでいる新鮮な野菜の中から好きな具材やソースを選ぶオーダーシステムで、自分好みにカスタマイズできるから何度足を運んでも飽きることはない。
男性でも満足感を得られるボリューム満点のヴィーガン料理。
そもそも、あまり聞き馴染みのない“ファラフェル”。それは、すり潰したヒヨコ豆やそら豆にスパイスを加えて揚げたコロッケのようなもので、野菜と一緒にピタパンで挟んだものが「ファラフェルサンドイッチ」。ギルトフリー&グルテンフリーで、ヴィーガン料理として脚光を浴びている。ヴィーガン料理と聞くと、野菜を中心とするためヘルシーな印象で女性に人気と思われがちだが、「FALAFEL BROTHERS」の料理はボリュームたっぷりで、男性でも満足できる食べ応え。服部さんは、恵比寿店でこのメニューを食べた際に旅先のとある味を思い出したのだそう。「ファラフェルはパリ旅行の際に食べていたので、その時のことを思い出します。僕自身はヴィーガンではないんですけれど、このサンドはとてもおいしいし、満腹感もすごい。それでいてヘルシーっていうところがいいですね」。
Brother’s Sandwich ¥955他の店舗では味わうことができない
ヴィーガンスイーツなどの限定メニューも。
六本木と恵比寿では展開していない渋谷PARCO店限定のメニューがラインナップしているのも特徴だ。ヒヨコ豆のやさしい甘さがクセになる「スムージー」をはじめとした、甘味料未使用のヴィーガンスイーツは、買い物の合間に立ち寄ってぜひ口にしたい。「食事に気を遣っている友達とか海外出身のモデル仲間も誘いやすいです」。ファラフェルサンドを小さくしたようなひと口サイズのスティック「ファラポップ」は、友達とのシェアにもぴったりだ。
(左上)Fala-Pop各¥164、(右上)Humoothie ¥636サンドを片手につい写真を撮りたくなってしまう
フォトジェニックなインテリア。
イスラエルらしい独特な彩りを取り入れた店内。どこを見てもフォトジェニックなデザインで、ファラフェルサンドイッチを模したカウンターコーナーには、思わずニヤリとすることだろう。壁に注目すると、渋谷を象徴するスクランブル交差点のイラストが描かれ、イスラエルと東京のクロスオーバーを表現している。このこだわり抜いた空間で、自慢の絶品メニューにありつこう。
晴れた日は、外階段の先に待っている屋上スペースへ。
フォトジェニックな店内もいいが、晴れた日はテイクアウトして、外のエスカレーターを上った先にある10Fの屋上広場「ROOFTOP PARK」で、渋谷の街並みを眺めながら食べるのも気持ちいい。ちなみに帰る際は、外階段がそのまま1Fまで続いているので、そこを降りていくことをおすすめしたい。なぜなら、6Fには国内初となる任天堂の直営オフィシャルショップ「Nintendo TOKYO」があり、同階の屋外フリースペースにはドットマリオのオブジェが展示されているから。ここで写真を一枚撮って、何気ない日常を思い出の1ページに加えてもらいたい。
撮影:服部恭平Check here too<<
服部恭平×UNDERCOVER NOISE LAB|複数のブランドラインが一つの空間に混在する、新たなアプローチ。
- ショップ名
- FALAFEL BROTHERS
- フロア
- 渋谷PARCO 7F
- 取り扱いアイテム
- Vegan 料理
- 電話番号
- 03-5422-3188
- 公式サイト
- https://www.falafelbrothers.jp
- 公式SNS
- instagram : @falafelbrotherstokyo
- 座席数
- テーブル10席 カウンター12席
- 備考
- 営業時間:11:00~23:00
ラストオーダー:22:30
ヴィーガン
英語対応
グルテンフリーメニュー対応
服部恭平
大阪府出身。ストリートスナップメディアDroptokyoとモデルエージェンシーAMAZONEに所属。2013年に上京し、モデルと写真家の二足のわらじを履いて自身のクリエイティビティを表現する。モデルとしての強い個性と写真家としての鋭い感性が高く評価され、その両者とも注目を集め続ける稀有な存在。今後のさらなる活躍に期待大。 Instagram(@kyoheihattori)