伊藤万理華×CABANE de ZUCCa／k3｜自由な個性とサステナブル精神を反映したリアルクローズ。

日常に心地よくフィットするアイテム。
個性ある素材や色使いがスパイスに

まずは、リニューアル前から渋谷PARCOにショップを構える「CABANE de ZUCCa」へ。「着る人にも、見る人にも心地よく、日々にスパイスを加えるような日常着」をコンセプトに、機能美と造形美を両立したアイテムが揃う。ベーシックな中にもインパクトのある素材や色使いが魅力で、多くの人から愛され続けるブランドだ。「お店に入るのは、実は初めてなんです」と、はにかむ伊藤さん。一着一着手に取り、確かめるように選ぶ真剣な眼差しには、ファッションへの熱意がこもっていた。

ミニマルでクリエイティブな店内では、アートやカルチャーを盛り上げるイベントも

レディスとメンズを同時に見られる広々とした店内は、ミニマルでクリーンな印象。内装を担当したのは、BLUE BOTTLE COFFEEをはじめ数々の有名ショップを手がけるスキーマ建築計画の 長坂常氏。ニーズに応じてクロメートメッキの櫓を自由に組み替えることができる、クリエイティブな空間となっている。店内奥のギャラリースペースでは、さまざまな企画展を開催。3月31日までは、「タクタク（tac:tac）」の限定POP UP “LIVING”がお目見え。

シルエットに惚れ惚れするチュニックは、サステナブル素材で着心地も追求した一枚

「派手な色や柄物が好きですが、今季は落ち着きたい気分。シンプルで上質なものを着たいです」と話す伊藤さんが纏ったのは、普段あまり着ないというピンク色のチュニック。上品な透け感と、動くたびに揺れるAラインシルエットが美しい。「肌ざわり抜群！」と絶賛する生地には、環境にやさしいテンセル™を使用。着心地だけでなくサステナビリティも目指すブランドの信念が込められている。チュニックは色違いで白＆黒も展開。

遊び心をくすぐるアイコンバッグ。
PVC素材が着こなしをアップデート

伊藤さんが「かわいい！」とひとめ惚れした、ブランドのアイコン「バックルバッグ」。クリアなPVC素材が未来的なムードで、着こなしを軽やかなにセンスアップする。フロントのバックルデザインがプレイフルなアクセントに。豊富なカラーバリエーションの中から、伊藤さんはホワイトをチョイス。「優しい色味が絶妙！ 春の衣替えに合わせて持ちたいです」。ショルダーストラップ付きの2WAY仕様で、２サイズでの展開もうれしい。

「le coq sportif」と初コラボした限定コレクションも見逃せない

店頭では、スポーツブランド「le coq sportif」とコラボした限定コレクションも展開中。ZUCCaの別注カラーとロゴを配したスニーカーは、ネオンカラーが足もとを軽快にみせる。また、アイコンのニワトリにZUCCaロゴを組み合わせた、インパクトあるTシャツやスウェットもお目見え。「パーカーが好きなので、こういうリラクシングなアイテムは気になります。プリーツスカートを合わせてシックに着こなしたいですね」。

セレクトショップ「k3」へ。
凝ったディテールにユーモアのセンスが光るブランド「FACETASM」をチェック。

次に訪れたのは、伊藤さんお気に入りのセレクトショップ「k3」。店内で彼女の心を射抜いたのは、自由な価値観とユーモラスなデザインが独自の存在感を放つブランド、「FACETASM」のドレスとパンツ。波打つようなフレアデザインがドラマティックな表情を生む。「ドレスなのに部屋着のような脱力感がたまらない！ パイピングの鮮やかな配色もかわいいです」。店頭には“shibuya”ロゴがあしらわれたストリート感たっぷりの限定バッグも。ぜひチェックして。

ストリートからモードまで、自由な発想でミックススタイルを提案する

「k3」初のユニセックスショップとなる渋谷PARCO店では、ユースカルチャーと親和性の高い国内外のインディペンデントなブランドをセレクト。中でも「G.V.G.V.」は、豊富なラインナップで、フェミニンとマスキュリンを共存させたスタイルに定評がある。このほか、伊藤さんも愛用するユニセックスのシューズブランド「Eytys」など、ソーシャルグッドに取り組む新鋭ブランドのアイテムも展開。

まるでピアスのような着け心地。
話題のイヤージュエリーブランド「KNOWHOW」

「ここのジュエリーが大好きで、いくつも持っています！」と伊藤さんが目を輝かせたのは、ファッショニスタの間で話題のジュエリーブランド「KNOWHOW」のアイテム。ピアスのように見えるイヤージュエリーを展開し、コンテンポラリーなデザインとストレスフリーな着け心地が人気を集めている。「シルバーとゴールドをミックスするのが今の気分」と語る伊藤さんは、フープに別売りチャームを通してデザインのカスタマイズを楽しんでいた。

白木で統一されたシンプルな空間には、クリエイターたちによる“一目では気づかれないこだわり”も

内装のテーマは“和”。寿司屋と東京の街をイメージして、白木とコンクリートで統一された空間になっている。店内を見渡すと目に飛び込んでくる、建築家の隈研吾氏が設計した「つみき」を使用したオブジェは、取り扱いブランド「Carne Bollente」のデザイナーが出店時に即興で作ったもの。k3代表の小林氏の私物の欄間彫刻がこっそり使われているラックもある。シンプルな店内にはユニークな見どころも点在しているので、ぜひ足を運んでみて。

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