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栁俊太郎×discord Yohji Yamamoto|個性を際立たせる「黒」という、独自の美学

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栁俊太郎×discord Yohji Yamamoto|個性を際立たせる「黒」という、独自の美学

モードシーンの第一線でモデルとして活躍、俳優デビュー10周年となる栁俊太郎さん。今年は最新映画「神は見返りを求める」で、クリエイションを担うデザイナー役として出演する。そんな柳さんが訪れたのは、渋谷PARCO 1Fにある「discord Yohji Yamamoto」。服のパターンメイキングから着想を得たラグジュアリーアクセサリーが並ぶアートインスタレーションのような空間で、自身の“本質”を探る。

Photo
Sachiko Saito
Styling
Shogo Ito
Hair&Make
Kazuma Kimura
Text
Anri Murakami
Edit
RIDE MEDIA&DESIGN inc.

モードへの挑戦者から革新者へ
反骨精神が宿るアクセサリー

1981年のパリコレクションデビュー以来、モードへの挑戦者として西洋の美意識を揺るがしてきた山本耀司氏。その反骨精神を持った「黒」のスピリットは、今やモードの真髄として人々に受け入れられている。この日、柳さんが着用したのはそのスピリットが宿るラグジュアリーアクセサリーライン「discord Yohji Yamamoto」。「小さい頃から黒はすごい好きで。一見、黒は無個性――というか、個性が見えづらい色だと思うんですけど、逆によりその人の顔を見るから、個性を見せられるんじゃないかな、と思っています。身につけるモノはその時々の自分の美学によって、変わったりしますよね」。ショップの内装は、日本庭園の石組に着想を得たという白いボックスが特徴的。メイドインジャパンのバッグやアクセサリーが凛として一堂に並ぶ。

Unevenness tote ¥121,000 INFINITE ¥121,000

「未完成の美学」を
アクセサリーにも踏襲

「Ground Y」22SSの新作カットソーやサルエルパンツに身を包んだ栁さんの姿は、黒の力でさらに強い個性を放つ存在に。未完成の美、アシンメトリーなシルエット、ジェンダーレスなパターン——ヨウジヤマモト社のコアをモダンに解釈したアイテムに、やわらかなレザーのショルダーバッグやトートバッグが美しく一体化する。「僕も自分の本質って、何だろうと考えることがよくありますね。これは母親に聞いた話で、幼稚園に物を壊すのが好きな女の子がいたんですよね。みんなで遊んでいる積み木を崩したりとか、その子はよく怒られていたらしいですけど。それを見て、なぜか俺はその子に自分のクーピーを『折っていいよ』って渡したり、不思議なことをしていたみたいです。あとはもうひとつ、昔、母親と神社を歩いていた時にすれ違ったおじさんに『なんだ坊や、不貞腐れた顔して』と言われたことがあって。その時の母親の凄い傷ついた顔を鮮明に覚えています。自分では意識していないですけど、その頃から写真コンプレックスというか、集合写真とかもあんまり写りたくなくなって。だから、今こうやってモデルからスタートしてお芝居をやってるのが真逆というか、不思議ですね。『小さい頃は全然写真に写りたがらなかったのに』って、母親は喜んでます」。

渋谷PARCO発信で展開
ブランド初のキーチャーム

バッグを後方からライトアップするユニークなディスプレイの中で目に留まったのが、アイコンバッグの「Y BACKPACK(BIG)」と「Strap key case」だ。バックパックはショルダーバッグやボディバッグとして、キーケースはチャームを取り外して使用することも可能。“Yohji Yamamoto”の繊細なロゴが、その存在をさりげなく主張する。「物を選ぶときの基準は、自分のスタイルになじんでいくかどうか。一緒に育っていく…じゃないですけど、そう感じるものを手に取るようにしています」。

Strap key case ¥38,500 Y BACKPACK(BIG)¥140,800

強いメッセージに込める
素直さと思いやり

モードの最前線も経験してきた栁さんだが、モデルと俳優の違いはどこにあるのだろうか。「似たような感じはあるんですけど、全然違うなとも思っていて。モデルはどこかで自分を客観視しているんですけど、役者はそれが一切ないんです」。表現者としての幅の広がりは、栁さんの言葉選びをもより詩的でメッセージ性が強いものへと変化させた。「言葉にしないと伝わらないってよく言うじゃないですか。それはそんなことないなってどっかでずっと思っていて。行間を読んだり、言葉では『こう言っているけど、本当はどう思ってるんだろう』っていうのを探るのが好きだし、僕も探られたいなって思う。同じ言葉でも、表情とかテンションとか。会って話さないと伝わらないことがあるし、そういう言葉以外の部分も大事だなって思いつつも、本音が伝わらないことは過去にはあった。特に現場で初めてあった人と出会うことが多くなってからは、もっと言葉でちゃんと伝えなきゃなって思うようになりました。その中で大事に思っていることは、やっぱり難しいですけど、バランスですね。思いやりと素直に伝える気持ちと…。バランスが取れてないと傷つけるつもりがなくても、本音で傷つけちゃうことっていっぱいあると思う。そこは気を付けて会話をするようにしています」。

■ 栁俊太郎さん着用アイテム
TOPS ¥30,800
PANTS ¥44,000
3F/Ground Y <check it

ショップ名
discord Yohji Yamamoto
フロア
1F
電話番号
03-6416-5418
公式ブランドサイト
https://www.yohjiyamamoto.co.jp/discord/
公式SNS
Instagram(@discord_yohjiyamamoto

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Interview ムロツヨシ×若葉竜也 吉村界人×栁俊太郎|映画『神は見返りを求める』

栁俊太郎

1991年5月16日生まれ、宮城県出身。2012年、映画『東京プレイボーイクラブ』(奥田庸介監督)で、俳優デビュー。以降、『猿楽町で会いましょう』(21/児山隆監督)『弱虫ペダル』(20/三木康一郎監督)『るろうに剣心 最終章 The Final』(21/大友啓史監督)、『桜のような僕の恋人』(22/深川栄洋監督)等話題作に出演。現在『生きててよかった』(鈴木太一監督)が公開中。
Instagram(@shuntaroyanagi

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