ロエベのアイコンとなるレザーバッグ23FWコレクションを、写真家・石田真澄さんが撮り下ろす。受け継がれるクラフトマンシップと、澄んだエモーショナルな記憶が美しく交錯する写真の数々――21FWプレコレクションのハンモックキャンペーンに続き、2回目のコラボレーションとなった。
石田真澄さんの作品を見ていると、思い出のなかに宿るポートレイトが浮かび上がる。それは、見る者のパーソナルな記憶を呼び覚まし、せつなく心地よいノスタルジアへと誘う。
- Photo
- Masumi Ishida
- Text
- Hisako Yamazaki
- Edit
- RIDE inc.
木陰に揺れる「ハンモック」をヒントに誕生したバッグ。それは、バッグを単一の形から解き放ち、サイドを広げたり折りたたんだりすることでシルエットを多彩に変化させることができる自由でモードなモニュメント。きらめくイノセントな瞬間は、いつだって「ハンモック」が私たちの相棒に。
ハンモック ホーボーバッグ ミニ ¥212,300 ハンモックバッグ コンパクト ¥425,700 ハンモックバッグ スモール ¥392,700 ハンモックバッグ コンパクト ¥376,200ギリシャ神話に登場する勇敢な女性戦士の名前に由来する、美しく端正なフォルムの「アマソナ」。その誕生は、世界の女性たちが平等と自由を獲得すべく歩み始めた1975年に遡る。さりげなく刻印されたアナグラムは、長年にわたり受け継がれてきたロエベのクラフトマンシップの象徴。それは時空を超え、今この瞬間の私たちのピュアな誇りと情熱をつなぎ止める。
アマソナ16 スクエア ¥372,900 アマソナ23 バッグ ¥372,900
エピローグーー
日の出前に集合し、朝食なのか夜食なのかわからないご飯を食べ、朝靄のかかる東京の街中で撮影を行った。その写し出された日常は、私たちを記憶のなかに宿る懐かしい情景へと誘う、柔らかな光とノスタルジーにあふれている。
「東京の街並みと、そのなかにある小さな自然を写したいと思いました。自分がもともと好きだった場所や、普段散歩している道で撮影しました」と石田真澄さん。
彼女にとって写真の魅力は、記憶を残し、共有できることだと語る。そしてシャッターを押したくなる瞬間は、「目で追ってしまうような光に出会ったとき」だと。
石田さんにとって、「光」とは?
「ずっとずっと目で追ってしまうもの。焦点を合わせてしまうもの。今回の撮影では、ロエベのキーチャームに太陽光があたって、輝いていた金色の光に出会えました」。
- ショップ名
- LOEWE
- フロア
- 1F
- 電話番号
- 03-6215-6116(ロエベ ジャパン クライアントサービス)
- 公式SNS
- Instagram(@loewe)
X(旧Twitter)(@LoeweJP)
Web https://www.loewe.com
石田真澄
1998年生まれ。写真家。2017年に初の個展「GINGER ALE」を開催。翌年、19歳のときに初作品集「light years -光年-」をTISSUE PAPERSより刊行。2019年に2冊目の作品集「everything with flow」を同社より刊行。雑誌や広告などで活動。大塚製薬のカロリーメイト2018年春夏キャンペーン「部活メイト」、PARCO 2019 クリスマスキャンペーン「Nature Letters, Christmas」など。
Instagram(@8msmsm8)