渋谷エリアで唯一「メゾン クリスチャン ディーオル」のフレグランスを取り揃える「DIOR BEAUTY SHIBUYA」。リキッドソープやボディケア、キャンドルなど日々の生活を豊かに彩るアイテムも展開している。「香りは大切なエッセンス」だと言う齋藤飛鳥さんが乃木坂46を卒業してからはじめて語った香りの思い出――。彼女の感性を刺激するものについても伺った。
- Photo
- Kisshomaru Shimamura
- Stylist
- Aya Tanizaki
- Hair&Make
- Mai Ozawa(mod's hair)
- Text
- Hisako Yamazaki
- Edit
- Mariko Araki , Naoko Kinoshita(RIDE)
渋谷エリア唯一のブティック
「メゾン クリスチャン ディオール」
渋谷PARCO1Fの東西館を結ぶ、通称“ナカシブ通り”にて路面店のように佇む広々とした「DIOR BEAUTY SHIBUYA」では、フレグランスからメイクアップ、スキンケアまでディオール ビューティのトータルな世界観を堪能できる。特筆すべきは、渋谷エリア唯一の店舗である「メゾン クリスチャン ディオール」のコーナー。香水とクチュールの対話から生まれたディオールの特別なフレグランスコレクションは、個性豊かな22種類のフレグランスから、リキッド ソープやローション、キャンドルなど、香りの楽しみ方を広げる幅広いラインアップを取り揃える。また、ここでしか手に入らない限定品をはじめ、リップスティックへの刻印など、DIOR BEAUTY SHIBUYAだけのサービスも充実している。
モードと香りの融合。
スタイルの仕上げにフレグランスを
「クチュリエでありパフューマーである」と自身を称したクリスチャン・ディオール。彼は香水を“Final Touch(最後の仕上げ)”と位置付け、ドレスだけでなく帽子やシューズもあり、スタイルの総仕上げとしての香水があってはじめて、美しい佇まいが完成すると考え、香りを含めたトータルルックを生み出したクチュリエであった。
DIOR BEAUTY SHIBUYAの「メゾン クリスチャン ディオール」のコーナーでは、メゾンの歴史と密接に結びつく、まるでオートクチュールのように原料にこだわった贅沢で繊細な香りを放つ22種類のフレグランスに出合える。ディオールを象徴する色、“ディオール グレー”を表現したシプレー調の「グリ ディオール」。クリスチャン・ディオールがショーの成功を祈り、オートクチュールドレスの裾に縫い込んだり、自身の胸ポケットにそっと忍ばせた一輪の幸運のスズランを香りに昇華させた「ラッキー」や、彼が夏のバカンスを過ごしたニースの内陸地にある“天使の入り江”が香りの名前の由来となった「ジャスミン デ ザンジュ」など、ひとつひとつの香水にディオールの物語が宿っている。
「クリスチャン・ディオールがお守りとしてポケットに挿していたスズランが『ラッキー』という香りになったと伺い、その物語がとても素敵だなと思いました。私は爽やかな香りが好きで、白い花々の後ろからスズランの繊細な香りがほのかに香り立つこのフレグランスが、とても好きになりました。幸運を味方につけられるような名前もいいですよね」と齋藤飛鳥さん。
<40ml> ¥19,140、<125ml> ¥39,600、<250ml> ¥55,880
繊細な香りの余韻を1日中愉しみたい
「メゾン クリスチャン ディオール」では、フレグランスのほかに、ハンド&ボディ ローションやリキッド ソープ、ヘア パフューム、キャンドルなど、日々の生活を豊かに彩る香りのアイテムに出合うことができる。
バス&ボディ製品は同じ香りのフレグランスとレイヤリングすることで、より濃密な香りを楽しめるほか、異なる香りを組み合わせれば、自分だけの香りに仕立てることも。
また、贈りものを大切にするメゾン クリスチャン ディオールでは、魅力溢れる美しいアートのようなギフトラッピングができ、大切な人にギフトを贈る喜びや受け取る喜び、自宅でギフトを開ける楽しみを特別な瞬間にしてくれる。
クリスチャン・ディオールにとって唯一無二のミューズであったミッツァ・ブリカールが、いつも手首にスカーフを巻いていたことからインスピレーションを受けた「Mitzah(ミッツァ)」もチェックしたい。首にあしらうだけでなく、ヘッドアクセサリーやベルトとして、またはブレスレットのように手首に巻いたり、バッグを彩るジュエリーにもなり、あらゆるシーンで活躍。その日の気分に合わせたアレンジが楽しめる。
齋藤飛鳥と香りの記憶。
彼女の感性を刺激するもの
「香りによって、その人のことを覚えたりもする。もしかしたら、洋服よりも先にいちばんに人に届くものだと思うので、香りはとても大切なエッセンスですよね。グループ時代、結構いろんなメンバーから『飛鳥さんの匂いは、すぐわかる』『ここに、飛鳥さんがいたんだなってことが(香りで)わかる』と言われたことがあって。卒業後にたまたま事務所へ行った際、『あのとき、いましたよね!』と、私の存在をわかってくれたことがあったんです。香りで私のことを思い出してくれたことが、すごく嬉しくて。それは、いまでもよく憶えています。」
彼女にとって“美しい人”とは、素直な人だという。素直に楽しむことができ、笑うことができ、嫌だと思う感情も吐き出せる人を見ると、美しいという気持ちが芽生えてくるそう。素直でいるための自分自身の感性を磨くために、意識して行っていることを訊いてみた。
「よく映画館へ行くようにしています。いろんな映画を観て、たぶんいろんな感性が刺激されていると思います。最近観たなかで印象的だったのは『あんのこと』。ちょっと考えさせられる作品で、好きだなと感じました。劇場アニメ『ルックバック』もよかったです。『あんのこと』とはまた違う視点で、考えさせられる作品でした。とてもおもしろかったです」
◼︎齋藤飛鳥さん着用アイテム
STUDIOUS別注 VIVIANOチュールレイヤードTシャツ ¥24,200、イミテーション オニキス ネックレス ¥13,200、ボンテージ デニムパンツ ¥37,400、STUDIOUS別注 AKIKO AOI ローファー¥28,600
3F/STUDIOUS <check it>
- ショップ名
- DIOR BEAUTY SHIBUYA
- フロア
- 1F
- 公式ブランドサイト
- https://www.dior.com/ja_jp
- 公式SNS
- X(旧Twitter)(@diorbeautyjp)
齋藤飛鳥
1998年8月10日生まれ、東京都出身。2011年「乃木坂46」のオーディションに合格し、第1期生最年少メンバーとしてグループに加入。2023年5月に卒業コンサートをもって卒業。現在は俳優やモデルとして活躍中。Amazonと東映の共同プロジェクトにより、【推しの子】が実写映像化、伝説のアイドル・アイを演じる。『【推しの子】』は、11月28日よりPrime Videoにて配信開始、その続きを描いた映画を12月20日より東映配給にて全国公開。
Instagram(@asuka.3110.official)