SHIBUYA PARCO ART WEEK 2024｜アーティストの眼差しが描き出すもの。イノセントにアートをたのしむ11日間の幕開け

GALLERYⅡ

PARCO出版設立50周年記念！「カルティベイト(耕す)」をテーマにした本屋をオープン!?

1974年に誕生したPARCO出版は、今年で設立50周年を迎える。それを記念して、架空の本屋「One Page BOOKSTORE－1ページの本屋－」が、「3F POP UP SPACE」に期間限定で出現。カルチャー(culture)の語源でもあり、「耕す」という意味を持つ「カルティベイト(cultivate)」をコンセプトに掲げるこの本屋のミッションは、出版界のオルタナティブとして築いてきた歴史を掘り起こし、新たな未来の１ページを「耕す」こと。これまで数々のクリエイターやアーティストと生み出してきた名作＆珍作が販売されると同時に、PARCO出版が選ぶ、新たな時代を予感させる50+αのモノ・コト・ヒト＝Cultivators（耕す人たち）の感性の1ページも展示・販売。「本」の価値を再定義せんとするその試みを、しかと目撃せよ。

※9月14日（土）、参加アーティスト・クリエイターによるトークセッション開催決定。詳細はこちら。

ほぼ日曜日｜大人気写真絵本シリーズ『ミッケ！』の作品が超特大サイズの銀写真プリントに！「ミッケ！であそぼう展」

シリーズ国内累計1000万部を突破した大人気の“かくれんぼ絵本”、『ミッケ！』。「ほぼ日曜日」では、糸井重里が翻訳を手掛けてきたシリーズの最新刊『チャレンジミッケ！12　おばけだよ』の発売を記念し、「ミッケ！であそぼう展」が開催される。『チャレンジ ミッケ！』第1巻～第11巻に収録されている作品10点を、横3メートルに及ぶ超特大サイズの銀写真プリントで展示。写真と言葉をセットで見ながらお題のモチーフを探すというお馴染みの体験が『ミッケ！』の世界に入り込んだような感覚で味わえる。さらに、本展オリジナルの追加問題も全部で10問登場するほか、特設ショップでは『ミッケ！』シリーズがすべて揃い、オリジナルのアクリルキーホルダーも販売予定。ファンはもちろん、まだ読んだことがない方の入門編としてもうってつけだ。

WHITE CINE QUINTO｜映画『憐れみの3章』公開記念。ヨルゴス・ランティモス監督と西島篤司が本作の世界観を捉えた特別写真展を開催

天才監督ヨルゴス・ランティモスの最新作『憐れみの3章』は、奇想天外すぎる3章の物語から構成されたオムニバス映画だ。ランティモスと3度目のタッグとなり、前作『哀れなるものたち』では自身2度目のアカデミー賞®主演女優賞に輝いたエマ・ストーンらが出演し、各章ごとに異なるキャラクターを演じている。WHITE CINE QUINTOでは、9月27日（金）より公開される本作の撮影現場を捉えた特別写真展を1F POP UP SPACEにて開催。『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』以来、ランティモス作品の世界観を余すところなく収めてきたスチルフォトグラファー西島篤司氏と、ランティモス自身が撮り下ろした写真の数々は、単に撮影の裏側を垣間見せるだけでなく、息を呑むほど芸術的な空間を体現している。