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太田莉菜×GANNI|いつまでも心に残る、エターナルなときめきを探して

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太田莉菜×GANNI|いつまでも心に残る、エターナルなときめきを探して
太田莉菜×GANNI|いつまでも心に残る、エターナルなときめきを探して

「自分たちの服を着るコミュニティが、より自信をもち、なんでもできると感じてもらえるようにすること」――コペンハーゲンを拠点にするファッションブランド「GANNI」が掲げる哲学は、服に“ときめく”感情を憶えた日に、モデルとしての表現に目覚めたという、太田莉菜さん自身の体験にも通じる。“着る”という実用的な部分だけでなく、心がときめく服を纏うことで生まれる新しいエモーション(感情)こそが、人の心と人生を豊かにするのだ。ブランドのフィロソフィーに共感する俳優・モデルの太田さんが渋谷PARCOにオープンした待望の「GANNI」日本初直営店でファッションシューティングを。

Photo
Kaho Okazaki
Stylist
Aya Tanizaki
Hair&Make
Yuko Aika
Text
Hisako Yamazaki
Edit
Mariko Araki , Naoko Kinoshita(RIDE)

待ち焦がれた「GANNI」の日本初直営店が
渋谷PARCO 3Fにオープン!

デンマーク・コペンハーゲンを拠点に誕生したファッションブランド「GANNI」。地球環境への負荷を最小化し、サステナブルなオーガニック素材やアップサイクルの生地を採用し、現代的な服を生み出す。レオパードプリント、フリルやパフスリーブ、リボン、垢抜けた大胆なカラーリングなど、独自のフィーリングを取り入れたGANNIの服を纏うと、“何でもできる”と自信まで纏うことができ、ファッションであると同時に気持ちをポジティブに高揚させてくれる不思議な力を持つ。

昨年9月に発表した2025年春夏コレクションは、初めてパリで開催。コペンハーゲン出身のニクラス・スコヴガードとニューヨークを拠点とするクレア・サリヴァンのふたりの新進デザイナーを招聘し、ルックを共同制作したことでも話題に。
「The Craft」をテーマにしたコレクションは、マスキュリンとフェミニン、テーラードとシアーなど相反する要素をルックに取り入れ、ロマンティックで陽気な“GANNIガール”を大人っぽい“GANNIウーマン”へと昇華させた。

3月20日(木)に待望の日本初の直営店が、渋谷PARCO 3Fにオープン。「持続可能な社会責任は、私たちの道徳義務である」というブランドの意志を反映させ、インテリアにはリサイクルプラスチックや再生ゴム、地元で調達したリサイクル生地などを使用したオリジナルのディスプレイや装飾が施されている。店内では2025年春夏の最新コレクションをはじめ、レディトゥウェア、アクセサリー、バッグ、シューズなどのフルラインナップを展開し、GANNIの世界観を存分に楽しむことができる。

「GANNIのイメージはヘルシー。そして華やかだけれど、かなりエッジィ。それがすごく北欧っぽいなと感じます。店内にもそういうフィーリングがあって、とても素敵だなと思いました」と太田莉菜さん。

Bou Bag Mini Denim Strass(入荷未定)

纏う人の個性を引き立てる
きらりと光る、タイムレスなGANNIスタイル

2025年春夏コレクションにて発表された「XXL Hobo Bag」は、GANNIの新たなアイコンバッグとして注目されるアイテム。カルト的な人気を集める「Bou Bag」を進化させ、オーバーサイズのトートバッグへと拡大。バッグのサイドからハンドルにかけてコルセット風のレースアップやミラーハンドタグ、シルバートーンの金具が洗練された印象を生み出している。太田さんが着用するブラウスとロングスカートのセットアップは、水玉模様の永遠のスタイル。コルセットからインスパイアされた、ストレッチ性のあるリサイクルポリエステルのブラウスは、構築的なショルダーライン×アシンメトリーなヘムラインを描き、袖を通すと誰もが美しいシルエットになれるという精緻なデザインが魅力的。
「このツーピースの着心地が本当によかったので、日常的に着られそうだなと。暖かくなったらこれを着て、どこかへアクティブにお出かけしたいです。基本的に私は、“本当に着たいものを着る”というスタンスで、好きなものはずっと永く愛するタイプ。廃棄する服を出したくないので、何年経っても『着たい』と思える服を選びたいなと思っています」

XXL ホーボーバッグ ¥163,900(Oliveカラー 4月中旬入荷予定) ダブルサテン コルセット ブラウス ¥47,300、ロング ポケット スカート ¥59,400、レースアップバレリーナ(入荷未定) <渋谷PARCO先行販売>日本限定 ブウバケットバッグ ¥63,800

服への“ときめき”がもたらした、
表現者としての目覚め

13歳からモデルとして活躍する太田莉菜さん。20年以上のキャリアのなかで、彼女がどうしても忘れることができない情景があるという。それは、表現者としてのつぼみが花開く瞬間でもあった。
「高校生の頃『PURPLE』の撮影で、あるブランドの別珍のピンクコートを着たときのこと。すごく可愛くて、初めて“服にときめく”という感情をそのときに憶えたんです。ハイブランドの服を着て撮影するのも、そのときが初めてで。撮影中に値段を知り、とても驚いて(笑)。『知らない世界があるんだな』って。大人の服を子どもである自分が着るという感覚が、すごく嬉しかった。なんか夢の中にいるような…『大人になればこういう服が着られるんだ』と、夢が膨らむような心持ちで。服で自己表現をするとか、世界観や女性像を作れるんだって知ったとき、すごくワクワクした気持ちになったんです。早くもっといろんな服を着てみたいなって。今でも、その写真と服は鮮明に憶えていて、もしそのコートを今どこかで見つけたら、手に入れたいぐらい! また『ファッションは自分のためでいいんだ』という気持ちも、そのときに初めて知りました。自分が心地よくなるため、幸せになるために、いろんな服を着てみたいと、その撮影を通して感じたんです。
ファッションは自分を高めてくれる、ワクワク楽しい気持ちにさせてくれる、また自分を強くしてくれるもの。ちょっと背伸びして、キレイだなって思える服を着たときの…あの特別な感覚! ファッションって、自分の分身に近いですよね。お気に入りの服を着ると、“内側の自分”を支えてもらっているような感覚もある。昔は服を鎧がわりにして着る感覚もあったけど、今は鎧というより、もうちょっと軽やかなものだという感じがします」

今季のトレンドアイテムでもあるトレンチを纏って、太田さんは春の街へ。彼女が着用するのは、2025年春夏のランウェイで発表された、オーガニックコットンにボンディング加工を施したハリのあるキャメルのトレンチコート。ボリュームのあるパフスリーブ、ハイウエストに配置された2段のアイレットベルトなど…永遠の定番アイテムにもGANNIらしい甘さとスパイスが効いている。

ボンデットコットン トレンチコート、ヒョウ柄アイレット スラウチハイシャフトブーツ(ともに入荷未定)、Bou Bag スモール ¥69,300

まだ見ぬ世界へ――。太田莉菜の人生を
豊かにするエモーショナルな感覚

幼少期から彼女のイマジネーションを膨らませてきたものは本。幼い頃に入院をした際、彼女の気持ちを“まだ見ぬ世界”へと誘ったのが、冒険ものの世界名作だった。
「退屈だからひとりで本を読み始めたんです。『ロビンソン・クルーソー』や『シンドバッドの冒険』などのファンタジーを読んで、『こんなふうに、自分の世界って広げられるんだ!』と、すごく影響を受けたことを憶えています。17歳の頃に、スタイリストの谷崎彩さんに『ゲド戦記』をいただいて、それも私の中で思い出深い1冊になっています。自分のまったく知らない世界の中にも、人の営みがあって、人の感情がある――という気づき。同時に『なんでもできるんだ』とも思えて、人生がすごく豊かになりました」

一見、クールに見える太田さんだが、実は情緒豊か。エモーショナルな感覚が、自分自身を成長させてきた。そんな彼女が理想とする生き方や人間像を最後に訊いてみた。
「そのときに思ったことを溜め込まないという生き方。とてもシンプルなことですが、結構、私の人生では重要なことなんです。溜め込んだら後になって結局、爆発してしまうので。だから私は、喜怒哀楽がある人が結構好きです。怒っているのも好き(笑)。もちろん、怒りにはいろんな種類があるけれど、そういう人もすごく魅力的だなと思うんです」

ショップ名
GANNI 渋谷PARCO
フロア
3F
公式ブランドサイト
https://www.ganni.com/
公式SNS
Instagram(@ganni
公式LINE
LINE(@ganni

太田莉菜

1988年千葉県生まれ。2001年に雑誌「ニコラ」モデルオーディションでグランプリ獲得後、数多くのファッション誌で表紙を飾るなど多岐にわたり活躍。2004年、映画『69 sixty nine』で女優デビューを果たし、現在は『来世ではちゃんとします』『おいハンサム!!』『西園寺さんは家事をしない』などに出演。俳優としてもモデルとしても存在感をだしている。
Instagram(@whoisrinaohta

 

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