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オカモトレイジ×GALLERY X&PARCO MUSEUM TOKYO|観るだけではなく“現場で体感すること”の大切さを知る。

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オカモトレイジ×GALLERY X&PARCO MUSEUM TOKYO|観るだけではなく“現場で体感すること”の大切さを知る。
オカモトレイジ×GALLERY X&PARCO MUSEUM TOKYO|観るだけではなく“現場で体感すること”の大切さを知る。

11月25日に開催されたエキシビションイベント「YAGIBOY」をキュレーションしたOKAMOTO’Sのオカモトレイジさん。ジャンルや世代を超えたつながりが生まれる場を主宰する彼が、渋谷PARCOを代表するカルチャースペース「GALLERY X」、「PARCO MUSEUM TOKYO」へと足を運んだ。
オープニング記念として開催されたアートエキシビション「AKIRA ART OF WALL Katsuhiro Otomo × Kosuke Kawamura AKIRA ART EXHIBITION」では、意外な人との繋がりも発覚。

Photo
Teruo Horikoshi(Tron)、Sachiko Saito
Hair&Make
Tomohiro Kogure(bloc)
Text
Showgo Komatsu
Edit
RIDE MEDIA&DESIGN inc.

 

あらゆるカルチャーを発信するギャラリーが、新たに生まれ変わって渋谷PARCOに凱旋。

新生・渋谷PARCOの楽しみ方は、ショッピングだけではない。飲食に舞台、映画と、多方面からライフスタイルに新しい発見と刺激を与えてくれる。その中でも、とりわけ注目したいのが、アート&カルチャーへのアプローチ。個性的なコンセプトのギャラリーが館内に点在し、渋谷の今を象徴するような展示が数多く控えている。
渋谷PARCOが直接手掛けるB1Fの「GALLERY X」は、旧渋谷PARCOで営業していたが、2016年に建て替え工事のため近隣のスペイン坂に単独移転。そして、この度のリニューアルオープンに合わせ、グレードアップして回帰した。レイジさんは、旧館のころから「GALLERY X」に足を運んでいたそうだ。

上の写真は、11月27日に開催された「YAGIBOY」のハイライト。詳しいイベントレポートはこちらの記事まで。

いつかGALLERY Xで、“YAGI EXHIBITION”を24時間やってみたい。

「GALLERY X」のあるB1F“CHAOS KITCHEN”には、深夜から明け方まで暖簾をかかげる飲食店もある。それに伴い、「GALLERY X」も展示イベントによっては営業時間を変更されるとのこと。それを知ったレイジさんは、「GALLERY XでYAGIを24時間ぶっ通しでやりたいな。東京中のDJが入れ替わり立ち替わりでスピンしてもらって、それを全部MIXテープに収めたらおもしろいと思う」と興味津々。彼の言う“ YAGIBOY ”とは、不定期で主宰するイベント「YAGI EXHIBITION」のことで、レイジさんと交流のあるクリエイターを招き、服やアートなどを販売・展示するDJイベント。2017年の初回は24時間ノンストップで開催して話題となり、その後は全国各地でも開催。11月27日には渋谷PARCOのグランドOPENに際して、渋谷の古着屋「BOY」とクロスオーバーし、「YAGIBOY」と銘打った合同エキシビションを行なった。ライブパフォーマンスからDJプレイ、さらにはフリーマーケットまでを組み込んで大成功。「YAGIBOYのフライヤーをデザインしてもらったのは、Instagramで見つけたインドネシアのイラストレーターDwiky Ka。独自のユーモアを絶妙なポップ感で作品に落とし込んでいて、誰にも真似できないセンスを持っていると思う。面識がないけどデザインをオファーしてみたら、喜んで引き受けてくれたんですよ。いつか来日してもらって、GALLERY Xで彼の個展もできればいいなって思っています」。

※「AKIRA ART OF WALL Katsuhiro Otomo × Kosuke Kawamura AKIRA ART EXHIBITION」は12月16日(月)にて終了。

2つのギャラリーが連動したエキシビションで、徹底した空間演出と貴重な原画に感動。

そんなレイジさんのやりたいことが山積みになっている「GALLERY X」では、現在4Fにあるギャラリースペース「PARCO MUSEUM TOKYO」と連動して、アートエキシビション“AKIRA ART OF WALL Katsuhiro Otomo × Kosuke Kawamura AKIRA ART EXHIBITION”が開催されている。「GALLERY X」では、「AKIRA」の登場人物、鉄雄が巨大化した様子の巨大オブジェが展示され、グラフィックアーティスト YOSHIROTTEN氏が率いるクリエイティブチームYARが空間を演出。「とにかく映像と音楽による演出がめちゃくちゃカッコいい! ライブハウスやクラブみたいに、いい音楽が鳴っている薄暗い場所が好きなので、ずっとココにいたいと思うほど心地よかったです」とレイジさん。続いて、4Fの「PARCO MUSEUM TOKYO」へ。ここでは、リニューアル工事中に設置されたART WALLを再度コラージュした作品から、原画やポスター、さらには作中に登場する椅子までが展示されている。「こっちも空間自体を作品にしていてカッコよかった! あと、河村さんのコラージュ原画もよかった。あんなに細い線を切ったり繊細な作業をしていたなんて」と興奮ぎみに語ってくれた。

コラージュアーティスト・河村康輔氏とのつながり。

今回のエキシビションで、大友克洋氏とタッグを組んだコラージュアーティストの河村康輔氏と、以前から交流があるレイジさん。「河村さんとは、8年前くらいから仲良くしていただいています。河村さんの家で、一緒にコラージュを作ったこともあるし、河村さんがデザインしたTシャツに僕が手刷りでプリントしたこともあるんですよ。河村さんの作品集にも、僕とコラボレーションした作品を載せていただいて。AKIRAのコラージュ原画を観て、彼の人となりを知っているからこそギャップを感じたし、改めて河村さんのヤバさを実感した。本当にアートが好きで仕方がないってことが伝わりました」。

写真や動画で見るだけではなく、自分の肌で体感してもらいたい。

「GALLERY XとPARCO MUSEUM TOKYOを訪れてみて、音楽もそうだけど、写真や動画じゃ伝わらない生のパワーと迫力を感じました。誰かがアップしたSNSで見ると分かったつもりになるだけで、直接目にすると迫力が全然違うと思います」。レイジさんがそう話すように、現場の空気感を自分の肌で感じることによって、感性を豊かにしてくれる。冒頭で説明した通り、渋谷PARCOにはギャラリーの機能を備えているショップが9店舗もある。買い物と合わせてじっくりアート&カルチャーを楽しんでみてはいかがだろうか。


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ショップ名
GALLERY X
フロア
渋谷PARCO B1F
取り扱いアイテム
ギャラリー/雑貨
備考
営業時間:11:00~21:00

 

ショップ名
PARCO MUSEUM TOKYO
フロア
渋谷PARCO 4F
取り扱いアイテム
アートスペース
電話番号
03-6455-2697

 

オカモトレイジ

人気バンドOKAMOTO'Sのドラマー。「YAGI EXHIBITION」主宰。持ち前の高感度によって、ファッションシーンからも厚い信頼を寄せられているアイコン的存在。2020年1月11日に、渋谷にあるSOUND MUSEUM VISIONで『オカモトレイジ生誕祭』が開催される。

@okamotoreiji

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