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金子渚×THE LITTLE BAR OF FLOWERS/chompoo|休憩中に、仕事終わりに。渋谷で働く人々のための憩いの場としての渋谷PARCO。

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金子渚×THE LITTLE BAR OF FLOWERS/chompoo|休憩中に、仕事終わりに。渋谷で働く人々のための憩いの場としての渋谷PARCO。
金子渚×THE LITTLE BAR OF FLOWERS/chompoo|休憩中に、仕事終わりに。渋谷で働く人々のための憩いの場としての渋谷PARCO。

公園通りを抜けた先に渋谷を代表するネイルサロン「DISCO」(@disco_tokyo)と、自身とパートナーがディレクションを務めるジュエリーショップ「MAIDEN」(@maiden_official)を構える金子渚さん。圧倒的なセンスと気さくであたたかい人柄で、クリエイションはもちろん、彼女自身の考え方やライフスタイルに感化される人も多い。そんな金子さんのショップから徒歩2、3分ほどの距離に位置する渋谷PARCOには、ご近所感覚でさっと寄れるお気に入りのショップがあるのだそう。

Photo
Sayo Nagase
Edit
RIDE MEDIA&DESIGN inc.

花屋×ワインスタンドという珍しい掛け合わせで
昼も夜も、大人に寄り添う存在に

館内だけを巡っているとその存在になかなか気づけない、オルガン坂に面した路面店。隠れ家のような小さな店内は色鮮やかな季節の花で埋め尽くされ、「restaurant eatrip」(@restaurant_eatrip)によるお菓子やドリンクの提供も。そして19時になると昼間は主役であった花々の替わりにカウンターが現れ、ワインスタンドへと変身。レコードを持参すると流してくれたり、おすすめの本が置かれていたりと一人でも充実した時間を楽しめる空間になっている。

ガラス窓の中は花で埋め尽くされた
隠れ家のようなタイニーショップ

「姉妹店のTHE LITTLE SHOP FLOWERSで元々よくお花を買っていたので、近所にできて本当に嬉しいです。角の路面店だからさっと寄れて立地もいいし、こぢんまりとしたサイズ感も特別感があって素敵。DISCOに置く植物を探しによく訪れています」と金子さん。ガラス越しに花の息吹が感じられる店内は内装を「tripster」(@tripsters_inc)が手掛け、渋谷の喧騒を忘れてしまうほどあたたかみに溢れたとっておきの空間。天井をグラデーションに覆う草木染めのあしらいは圧巻だ。

ショップや自宅の空間づくりに欠かせない
"蘭"や"オンシジューム"など、香り豊かな花々

お花の入荷は通常、月曜と金曜。母の日などイベントの前には、水曜に仕入れることも。これからの時季、ひまわりやリンドウ、あじさいなどが種類豊富に揃う。一輪から購入できるうえに、見た目の美しさはもちろん持ちの良さを重視したセレクトが人気だ。自然に囲まれた環境が落ち着くという金子さん。「大きな花瓶に枝ものを飾るのが好きで。高さが出て空間づくりがしやすいのでお店にも、自宅用としても選ぶことが多いですね」。来店が難しい場合は、お花とワインやスイーツをセットにした配送サービスをオーダーすることもできる。

花とともにお菓子やお茶をプレゼント。
心のこもった手土産を揃えて

蕎麦の実クッキーやメレンゲなどが詰まった数量限定販売の「和心缶」は、この取材の日もお昼過ぎには完売していた。店内の棚には「eatrip」を代表するお菓子に始まり、グラノーラやハーブティなど贈る人の顔が浮かぶようなフード類が並ぶ。「クッキーは美味しいしパッケージも可愛くて手土産にぴったりですね。ハーブティーやレモンのはちみつ漬けなどもいつも気になっています。お茶やコーヒーはテイクアウトもできるので休憩中に買いに行きたいですね」。

和心缶 ¥3,300+tax

いつか立ち寄ってみたいワインスタンド。
オーガニックなナチュールワインを一杯

19時〜24時まで営業しているワインスタンドが、実は金子さんの今いちばん気になるスポットだと言う。「帰宅中、いつ覗いても人がいっぱいで楽しそうにワインを飲んでいて。いつか入りたいねってお店のスタッフと噂しているんです」。ワインスタンドのスタッフによるセレクトは、国内外のヴァン・ナチュールワインがメイン。「オーガニック系は次の日に残らない気がしていいですよね。ボトルでも買えるそうなので、ホームパーティーのときに持って行こうかな」。

ショップ名
THE LITTLE BAR OF FLOWERS
フロア
渋谷PARCO 1F
取り扱いアイテム
生花/雑貨/バー(不定期)
電話番号
03-6455-0539
公式サイト
http://www.thelittleshopofflowers.jp
公式SNS
Instagram : @thelittleshopofflowers
twitter : @THE_LITTLE_

エスニック料理屋の新しい形。
洗練された空間で、五感にひびくタイ料理を

次に訪れたのは、フレッシュハーブをふんだんに使ったタイ料理が味わえる「chompoo」。2面ガラスで開放感のある店内は、いわゆるアジア料理屋の雰囲気ではなく、アーティストの作品がさりげなくアクセントになったシンプルな空間。「ニューヨークやシドニーにあるエスニック料理屋のような心地よさを感じてもらえたら」という森枝シェフのこだわりが詰まっている。定番のタイ料理のほか、東京ではあまりお目にかかれないマニアックな一皿や月替りのメニューを展開。

“目でも味わえる”
ここでしか出会えない色彩豊かなローカルフード

種類豊富なランチは”ガパオライス”と、スパイスから調合しているオリジナルの”グリーンカレー”が人気。またchompooならではとオーダーが多いメニューは、バタフライピーのライスが映える”カオヤム”(サラダライス)と日替わりで提供している紅麹を使用した”ピンクヌードル”。「ランチメニューは6種類ほど制覇しましたが、中でもお気に入りは”ピンクヌードル”。トムヤムクン風の酸味の後に、キムチのような辛さを感じるスープはやみつきになります」

日替わりランチメニュー ¥1,320+tax〜
テイクアウトメニュー ¥880+tax〜

森枝シェフによる唯一無二の食材チョイス
繊細な味つけは夜のコースで堪能

森枝シェフが過去に勤めていた「Salmon&Trout」を最近訪れたばかりだった金子さん。「ずっと気になっていてようやく今年行けたんですが、実はこんな近くで森枝さんの料理が味わえたんですね」と笑う。扱う食材はインパクトがあるのに、口にするとその概念を覆すような繊細な味付けに驚かされる。意外性を大切にする森枝シェフは、chompooでも海外のフードディレクターとのイベントやタイ以外の国の料理とのコラボレーションなど、さまざまな挑戦を始めている。「最近は夜のコースにいろんな工夫を取り入れているので、ぜひいらしてください」と森枝シェフ。

カフェメニューやテイクアウトも充実。
まさに渋谷のフード難民の救世主

「いつもランチは買ってきたりUberをしたりなんですが、今後は間違いなくchompooに通うと思います。テイクアウトのお弁当を終日販売してくれているのも助かります」と金子さん。天気の良い日は渋谷PARCOの屋上で、ピクニック感覚でランチボックスを味わうのもおすすめ。ランチタイム後の15時からはチャイやハーブティに合うデザートのラインナップもバリエーション豊富に揃う。ショッピングの小休憩がてら、スタイリッシュな空間でティータイムを過ごしてみては。

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ショップ名
chompoo
フロア
渋谷PARCO 4F
取り扱いアイテム
タイ料理
電話番号
03-6455-0396
公式SNS
Instagram : @chompoo_shibuya

金子 渚

昨年10周年を迎えた渋谷・神南のネイルサロン「DISCO」のオーナーネイリスト。爪先を彩るという枠を越え、ネイルをアートのジャンルへと昇華した立役者的存在。数々のファッション誌でネイルのディレクションも務める。2012年からはパートナーとともにジュエリーブランド「MAIDEN」をスタート。プライベートでは二児の母という顔も持つ。
Instagram(@nagisakaneko

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