艶やかなジャポニズムの雰囲気に包まれて
絶品の串カツを堪能する楽しいひととき
自他ともに認める“とんかつ好き”として、揚げ物にも並々ならぬこだわりを持つ阿部顕嵐さんが小腹を満たしに訪れたのは、大阪スタイルの串カツ専門店「串カツあらた」。毎日手仕込みされる自慢の串カツは、きめ細やかな超微粒粉を使用した軽やかな衣が特徴。串カツの命とも言われる“つなぎ”は、何度も試作を繰り返して辿り着いたこだわりのオリジナル。外はサクサク、中はモッチリとした独自の食感を生み出している。歌舞伎のエッセンスが渦巻く賑やかな店内は、阿部さんも足を踏み入れるやいなや、その明るい雰囲気に思わず顔がほころぶ。さっそくオーダーしたのは、人気の串カツ５本を堪能できる「あらたセット」。「僕はとんかつが大好きで、油の風味にもけっこううるさいほうなんですけど(笑)、これはすごく軽くて胃もたれしない感じ。さっぱりしていて美味しいです」。牛脂100%を使用した衣は軽やかな口当たりで、揚げ物ラバーの阿部さんも唸る絶品！
和を感じる本格派スパイスカレー＆
見た目にも楽しいチーズ串に舌鼓
阿部さんを驚かせたのは、ランチタイム限定の「大阪スパイスカレー」。10種を超えるスパイスが配合され、油にスパイスの香り付けをする工程から丁寧に生み出される風味は、カレー専門店さながら。「串カツ屋さんなのに、カレーが美味しすぎてビックリしました。スパイスが効いてますね。どこか創作っぽい和のニュアンスも感じる味で、野菜がちゃんと入ってるところもうれしいです。僕の好きなカレー屋さんに近い味なんですけど、遠くに足を運ばなくてもこれが渋谷で食べられるんだって衝撃でした」。さらに、見た目のインパクトも絶大な新作「ロングのび〜〜るチーズ串」を試食。「流行に乗った気分です(笑)。よく新大久保辺りで見かけるような見映えのするものはなかなか食べるチャンスがなかったのでうれしいです」。串カツあらたでは、彼の好物であるとんかつ定食も平日限定でスタート。深みのあるオリジナルの熟成ソースを使用し、串カツ同様“サクモチ”を味わえる一品だ。
大阪スパイスカレー ¥1,000 
あらたセット ¥800、ロングのび〜〜るチーズ串 ¥480 
味や価格だけでは計れない
丁寧なこだわりに魅せられて
7ORDERのツアー期間中、メンバーと食事に行く機会も多いと語る阿部さん。お店を決めるのはたいてい阿部さんの役目なんだそう。「去年も大阪では焼肉、名古屋では鰻で、金沢ではお刺身を食べに行ったかな。みんなご飯は好きなんですけど、美味しかったら何でもいいよ〜っていう人が多くて。僕はその地域に行ったら絶対、観光客みたいなことをしたいんですよ(笑)。だから大体僕が予約して、みんなを連れて行く感じです。食に対するこだわり…。とんかつだったら、全部のバランスがとれているお店を選びますね。よく行く浜松のとんかつ屋さんは全部が手作りで。お肉も牧場で選んで、パン粉も店長が削っていて、一枚ずつフライパンで揚げているんです。人の手がかかっていて本当に美味しいですよ。それでいて高くない。そういうこだわりを感じるお店は好きですね」。価格は関係なく、味とこだわりで店を選ぶ。そんな彼も「串カツあらた」の多彩なメニューの数々には舌を唸らせていた。
- ショップ名
- 串カツあらた
- フロア
- B1F
- 電話番号
- 03-6427-8205
- 公式サイト
- http://kushikatsuarata.com/
- 公式SNS
- Instagram（@kushikatsuarata_shibuyaparco）
阿部顕嵐
1997年8月30日生まれ、東京都出身。俳優としての活動を中心に、映画、ドラマ、舞台と幅広い作品に参加。主演映画「ツーアウトフルベース」、主演ドラマ「さよならハイスクール」や、舞台作品『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage、「October Sky -遠い空の向こうに-」、映画『君の名前で僕を読んで』朗読劇等の作品に多数出演。今年4月にはPARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ラビット・ホール』へ出演する。また、7人組グループ「7ORDER」のボーカルとしての音楽活動や、自身のオリジナル映像やグッズの企画プロデュースなど、活動は多岐にわたる。
Instagram（@alanabe_official）
